礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2014年11月2日「決して見捨てない」
本日の聖書 マタイによる福音書26章26〜28節
「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。
宣教題 「決して見捨てない」 牧師 新保雅雄
「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。」この「血」とは、十字架で主イエスが流された血のことを言われている。
無実の主イエスが、不幸にして弟子の裏切りによって捕らえられ、十字架で殺されてしまった。というようなものではなく、むしろ私たちに命を与えるために、主イエス、ご自身から十字架に向かって行かれる様子がわかります。
そしてこの最後の晩餐の席には、主イエスを裏切ったユダがいます。さらに弟子たちが、このあとご自身を見捨てて逃げていくことも主イエスは、ご存じで共に食事をされているのです。
ペトロが主イエスのことを三度「知らない」と否認することもご存じでした。にもかかわらず、共に晩餐の席に着いているのです。見捨てて裏切る弟子たちが、最後の晩餐に招かれているのです。
このことで十字架が誰のために、そして何の為であるかがわかる。
それは「赦し」の為です。弟子たちは主イエスを見捨てる。しかし主イエスは、こんな弟子たちさえも決して見捨てないのです。
ここに神の愛があります。愛とは、どんな時も見捨てないことです。私たちのようなものさえも、見捨てられないのです。主イエスと共なる食卓に招かれているのです。ああ感謝、感謝。
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