本日の聖書 ヨハネによる福音書14:1〜4
「心を騒がせるな、神を信じなさい。そして、私をも信じなさい。私の父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。行ってあなた方のために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたを私のもとに迎える。こうして私のいる所に、あなたがたもいることになる。わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」
宣教題 「私たちの故郷」 牧師 新保雅雄
本日の聖書、ヨハネの福音書14章は、主イエスが十字架にかかる前夜、最後の晩餐の席で弟子たちに語った言葉です。その冒頭と最後に「心騒がせるな」と言われています。
主イエスは、弟子たちを残して遠くに行くようなこと、12弟子の中の一人が自分を裏切り、弟子のリーダーであったペテロが、自分のことを3回知らないと否定する。それを聞いて弟子たちの心は不安でいっぱいでした。そんな弟子たちの様子を見て、主イエスは、弟子たちに、心騒がせるなと言われ、天国のことを語りました。
主イエスを信じる者は天国に行くという約束です。2節「私の父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。行ってあなた方のために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたを私のもとに迎える。」
親しい人がなくなった場合、「その人は天国に行った」とよく聞く言葉です。しかし、その人が天国に行ったという保証は、どこにあるのでしょうか。それは、希望的観測に過ぎません。しかし、主イエスを信じる者は、死んだ後、天国に行くことを確信することができます。それは、「私が道であり、真理であり、いのちである」と宣言された主イエスが、はっきりと約束しておられるからです。
しかし、天国はただ美しいから素晴らしいのではありません。ヨハネは証しています。天国は「もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら以前のものがもはや過ぎ去ったからである。」天国には、 悲しみも涙も苦しみもない。そこは故郷だからです。
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