本日の聖書 ヨハネによる福音書1章1〜5節
初めに言があった。言は神とともにあった。 言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
宣教題 「闇に輝く光を知る」 北村 紀一
メリークリスマス! クリスマスおめでとうございます。
今日の箇所は、言葉と神が一体であること、神さまの言葉の内に「命」があって、この「命」が人間を照らす「光」であったと言われています。人間を照らす「まことの光」。「光」は私たちを生かすために来たのです。
クリスマスになると歌われる真っ赤なお鼻のトナカイさんの唄にもありますように、トナカイさんの赤いお鼻は普段、何の役にも立たないからと馬鹿にされて排斥されるわけです。でも、サンタのおじさんに、そのピカピカの赤いお鼻こそ暗い夜道には必要だと言われ、いつも泣いていたトナカイさんは、はじめて「光」に照らされて自分の存在を喜んで、サンタさんのお手伝いをするようになったわけです。トナカイさんは復活しました。そのようにイエス様は暗闇を打ち破る復活の光です。
でも、「暗闇は光を理解しなかった」とあるように、私たちはふだん「光」について特別に意識しているわけではありません。しかし、光がいかにすごい働きをしてるのか、大切なものかは、どこかで分かっています。
光は、明るいところでは目立ちませんが、暗闇に光が照らされるとたちまち暗闇はなくなってしまいます。そのようにまことの光が、私たちを救うために、私たちと同じ姿となって来てくださったのです。(1:14)
「この光こそが、イエス様です」私たちに本当の愛の光を照らして、命の輝きを与えてくださるのです。その愛によって、このような私も「生きていいんだぁ」と希望の光が宿るのです。神さまの愛(主)が共にある人生となるのです。そして、私たちにとっての赤いお鼻(痛み)こそが、ろうそくのように周りを照らす光とされるのです。
このまことの光であるイエス様が、あなたと一緒にいてくださるのです。「メリークリスマス!おめでとう。恵まれた方、主があなたと共におられます。」これが、神さまからのクリスマスプレゼントです。
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