本日の聖書 ダニエル書2章44節
「この王たちの時代に、天の神は一つの国を興されます。この国は永遠に滅びることなく、その主権は他の民の手に渡ることなく、すべての国を打ち滅ぼし、永遠に続きます。」
宣教題 「すべての王の主」 北村 紀一
私たちは、主の十字架によって、神さまの愛を知りました。私たちが、何かすぐれているから救われているわけではなくて、無に等しいにも関わらず、それでも愛される神様を知って、賛美せずにはいられない者とされたのです。だから、私たちは神様によって生かされていることを忘れてはならないのです。
神さまを忘れたイスラエルはどうなったでしょうか。国は滅ぼされ、枯れた骨のようになりました。しかし、神さまは私たちをほうっておかれる御方ではありません。だから、イスラエルを再び起すわけです。神さまを知ることは、どんな状況にあっても、腐らずに信仰に生きることが、大事だと学ぶことができます。
イスラエルはバビロンに捕囚されました。その中にダニエルたちもいました。しかし、どのような状況の中でもダニエルは主に信頼していました。だから、捕囚の場所でも主を仰ぎ見つつ、誠実に生きたのです。祝福されたダニエルは、信頼されて、バビロンでも、主に信頼し、主に仕えるように誠実に生きました。
今日の箇所は、ネブカドネツァル王の夢を解く話です。王は夢で示されたことが気になって仕方ないので、取り巻きの賢者に夢の説明を求めました。しかし、誰も解き明かしがができません。それで怒ったネブカドネツァル王は、賢者を八つ裂きにして殺すと宣言しました。そんな時でも、主に信頼するダニエルは思慮に満ち、自分を頼りにはせず、主に頼り、友と一体となって主に祈ったのです。
神さまは、ダニエルの祈りを聞かれたので、ダニエルは幻を通して神さまのご計画が示されたことを理解しました。主のご計画によって人の支配が続いた後に、人の支配する世界は滅びて、神さまの支配する国が興るというものです。その支配は永遠です。足元にあった石によって、神の国がはじまるのです。その石は、「家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石です。」と言われているイエス様によってです。ダニエルに示された夢が、希望となって私たちに成就するのです。
神さまの救いのご計画を知った私たちの戦いは、いかなる時も主に信頼し、主の正しい知恵を求めて、共に祈り、誠実に生きることを求め続けることなのです。
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