恥の文化・・・

投稿日時 2013-11-24 03:30:05 | カテゴリ: ニュースレター

2013.11.24 きんたメール第378です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


「恥の文化・・・」


敬愛する皆さま 板橋からです。先日は秋晴れの中、息子のサッカーの応援でした。寒暖の差がでてますので、ご自愛くださいますように。


さて、日本は「恥」の文化と言われることがありますが、なぜかと言うと、神様への意識はそれほど強くはないかわりに、世間の目に関しては、やたらと強く意識するし、そのように常に他人の目を意識するように刷り込まれてきていることは、自分の中を確認してもわかります。ですから、怖いのは神様ではなく、他人の目であり、他人の口になるわけです。「他人に笑われたくない」、「恥をかきたくない」、これが日本人の行動を規定すると言われます。


そうだとすると、正しいかどうかで行動を決めるのではなく、世間がそれをどう思うかで、自分の行動を決めるという基準になるわけです。


河出書房新書 雨宮処凛著「14歳からわかる生活保護」を処凛さんの講演時に興味をもったので購入し読みました。日本には、生活保護という制度があります。もうどうにもならなくなった時に、国が責任をもって面倒みますよ。というものです。命にかかわる大切な制度なのに、正確な情報が知らされていない不思議な制度です。そのため、様々な誤解と偏見によって偏った印象を持つようになっています。多くの人が、生活保護を恥と思っているというか、思わされている。だから、生活保護を正しく認識しないと、生活保護=悪みたいなイメージをもってしまうわけです。そのために実際に必要な人が受給できずに餓死する問題が起こっているのです。


ちなみに受給者の8割が高齢者と障害や病気や怪我で働けない人。不正受給者は2010年で1.8%で、生活保護費に占める額の構成比は0.4%以下。報道の割には低い数字の印象ですが、ここにスポットをあてることで「恥」というイメージをさらに強化する狙いがあるようです。また日本の貧困率は、16%(2009年調べ)。貧困の基準とは、一人暮らしの場合、月に約93,000円以下で暮らしている人。しかし、「恥」という印籠をかざされて、貧困の10%の人しか受けていないのが現状。必要な人が受けれずに餓死する人がでてきてしまうのです。


そういった貧困問題に具体的に取り組んでいるのが、「自立生活サポートセンター・もやい」です。http://www.moyai.net/ 

電話(もやいホットライン)03-3266-5744

火曜日(12〜18時)金曜日(11〜17時)祝日休み


見えないところで、様々な働きがあります。私たちに本当の愛を教えてくださるために主は来てくださいました。クリスマスまであと31日です。

 

【板橋教会】・・・2013年47回目の礼拝です。今週は礼拝後に定例役員会・クリスマス飾り付けがあります。●行事予定:12月15日(日)PM17:00〜イブ礼拝。12月22日(日)クリスマス礼拝。PM15:00〜クリスマスコンサート(R'sミュージックスタジオ)。●休まれる教会を目指す板橋キリスト教会にリバイバルが起こりますように。新保牧師、まつだ兄、わたなべ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご 存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。


今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主


 






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