弱くて強い

投稿日時 2013-11-10 07:13:35 | カテゴリ: ニュースレター

2013.11.10 きんたメール第376です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。

「弱くて強い・・・」

敬愛する皆さま 福岡からです。秋らしい気候になってきました。紅葉がきれいに彩られる時期でもあります。一方で寒くなってきていますから、ご自愛くださいますように。

さて、先日は研修で、福岡の天神に行ってきました。講師は作家・活動家の雨宮処凛(あまみや かりん)さんです。今の時代の価値観によって、多くの人が生きづらさを感じているわけですが、処凛さんは、「プレカリアート」問題として、弱者切り捨ての格差社会の中で、不安定さを強いられている人々の問題は、個人にあるのではなく、社会のしくみにあること、たとえば生活保護バッシングで受給者に対して偏見の目で見させるニュースなどがありますが、そういった一部の不正受給情報があたかも全体的な情報かのようになって、現状を知らない人までバッシングしている。そういった影響で、本当に必要とする方々が安心して受給できないといけないのに、実際には受給できない現状などを取材し、正しく調べて誤解を産まないように情報を発信するための様々な活動をしている方です。

今の社会の常識というものは、経済至上主義で、人に迷惑をかけてはいけないとか、体裁を整えないといけないとか、そういった美徳を刷り込まれて生きづらくなっていると言うのです。確かに最近多い大手のホテルやデパートなどで相次いでいる表示の偽装問題も然り。

そうしなければならないような中で生きづらさを抱えている人は、どうしたら生きやすくなるのか。処凛さんは、今の社会の価値観と真逆な価値観をもつと、「居場所」ができると言います。真逆の価値観とは、人に迷惑をかけてもいい。遅刻してもいい。ダメでいい。つまり、カッコつけずに、迷惑をかけてもよい。自分の弱いところ、ダメなところをもっともっと話してよい。自分の弱さを言えない社会の中で、実際に弱さをさらけ出せることが普通にできたら、いいのにな〜と思えるくらい、律法主義的な価値観が刷り込まれている自分を確認できる内容でした。そして、真逆の価値観をもつことで、生きやすくなるということです。そして、行き着くところは、ありのままのあなたでOK。そんなメッセージを私は受けました。処凛さんの印象は、 弱くて強い人。主が処凛さんを通して働かれていることを確信しました。弱くて強い。板橋キリスト教会の目指す「休まれる教会」を見るような感じでした。

【板橋教会】・・・2013年45回目の礼拝です。今週は礼拝後に手話教室・恵み会があります。●行事予定:11月17日(土)研修会。12月15日(日)PM17:00〜イブ礼拝。12月22日(日)クリスマス礼拝。PM15:00〜クリスマスコンサート(R'sミュージックスタジアム)。※ホームページスケジュール更新ができていません。しばらくおまちください。休まれる教会を目指す板橋キリスト教会にリバイバルが起こりますように。新保牧師、まつだ兄、わたなべ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご 存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。

今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主




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