『良き理解者のいるところ・・・』〜こころの絆創膏〜

投稿日時 2025-04-13 07:14:35 | カテゴリ: ニュースレター

2025.4.13きんたメール第967号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言


『良き理解者のいるところ・・・』〜こころの絆創膏〜


 敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。来週はイースターですね。安心の居場所を取り戻してくださいます主に感謝して一緒に主を讃美したいと願っています。それぞれお一人ひとりのすべてをご存知の主が豊かに導いてくださいますように。神さまが一緒にいることに目が開かれますように、こころにキズを抱えている人の上に主の癒しと恵みが豊かにありますように。


 さて、こころの絆創膏の貼り方について、参考までに共有させていただきます。わたしたちは指をケガしたら、絆創膏を貼りますよね。しかし、こころのケガは見えないのでほったらかしにされることが多いのではないでしょうか。


 そうです。こころにも絆創膏は必要ですよね。では、こころに絆創膏を貼るってどんなことでしょうか。それぞれに絆創膏を貼っているのですが、うまく伝えられないのです。意外にも教えてもらえないですよね。


 そこで、1番のポイントになることですが、わたしたちは例外なく、「気持ちをわかってもらえる」と嬉しいですよね。なので、わかってほしい時に、わかってもらえないとつらくなります。


 つまり、こころはさまざまな受け入れ難いことがあった時、わかってもらえないことでキズつくのです。と、言うことは、わかってもらえることがこころの絆創膏になると言うことになりますよね。


 たとえば目の前に足を骨折している人がパニックになっています。その人には何が必要だと思いますか。あなたは何と声をかけますか。


 そうですね。まず手当てが必要です。そして痛かったね。ビックリしたね。と気持ちに寄添うことが求められています。カラダとこころの「手当て」が必要なのです。


 しかし、もし、骨折している時に「走れ」と言われたらどう思いますか。わかってもらえないことにキズつくのではないでしょうか。なぜならば、今必要なのはできないことの責めや操作するような要求ではないからです。


 つまり手当てが必要な時に、手当てをしないことを要求することは「的外れ」になりますよね。的外れにならないようにすることが大事なのです。


 その時の状態にもよりますが、こころの絆創膏は、自分で自分に貼ることもできるんですよ。先ほどの足を骨折している人に声をかけるのと同じことを自分にするだけなのです。


 真面目な人ほど、自分を責めてしまうのですが、自分を責めることは、足を骨折している人に走れと言うのと同じことをしているのです。


 必要なのは、辛かったね。苦しかったね。と今の自分に寄り添っていくことなのです。これがこころの絆創膏の貼り方なのです。自分が受け止められると嬉しいように、自分で自分を受け止めていくのですが、受け止められないからつらいので、まずは「受け止められない自分」を受け止めていくのです。受け止めることの練習はできることからはじめればいいのです。


 今までの習慣があるから、はじめはギクシャクするように感じるかも知れません。チャレンジしてみても慣れないので、何か違和感を感じるかも知れません。しかし、あとでわかります。責めるのではなく、気持ちに寄り添うこと。これがすごいチカラになるのです。


 慣れるまでは、そのままを聴いてくれるところに連絡してください。大切なのは、ひとりで抱えないことなのです。安心の居場所が必要なのです。安心の居場所とは、良き理解者がいるところですよ。神さまはあなたを見捨てないのです。神さまがいつも一緒にいてくださいます。イースターをご一緒に迎えましょう。


「父の住んでおられる所には、家がたくさんあります。もしなかったら、はっきり言っておいたでしょう。わたしは、あなたがたを迎える家を準備しに行くのです。 すっかり準備ができたら迎えに来ます。わたしがいる所に、あなたがたもいられるようにするためです。」‭‭ヨハネの福音書‬ ‭14‬:‭2‬-‭3‬ ‭JCB‬‬


 十字架の愛に感謝いたします。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。あなたの上に主による知恵と聴く耳が開かれますように。


 ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。


 どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。


 ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主






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