2025.3.30きんたメール第965号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言
『失われた人を救う愛・・・』〜新しくされる心〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。春の陽気を感じることができましたが、また寒くなり、寒暖差が身に染みます。いかがお過ごしでしょうか。それでも、まず神さまに心を向ける練習をし続けていけますように、お一人ひとりの上に、主の祝福が豊かにありますように。
さて、期の変わり目です。修了及び進級式があるところも多いでしょうか。年度最後の朝の教会学校では、ザアカイさんのお話しを一緒に聴いて考えていきます。
ザアカイさんは、ローマのために税金集めをするお仕事をしていました。でも、職権を盾にして必要以上のお金を無理矢理集めていました。だからお金持ちにはなったけど、みんなから嫌われていました。
心許せる友達もいません。罪悪感もなくなりません。空しさは増すばかりです。でも本当はみんなが喜ぶことをしたいのです。こんな生き方は望んでいなかったのです。わかってくれる友達がほしいのです。心から笑いたいのです。
そんなザアカイは、イエスさまがエリコに来ると聞いて、会いたいと思ったのです。目が見えなかった人が見えるようになったり、歩けなかった人が歩けるようになったり、誰にも相手にされなかった人も、イエスさまは差別することなく友達になってくれることも聞いていたのです。イエスさまに会えば何か変わるかもしれないと思ったのです。
しかし、イエスさまのまわりは人だかりで、イエスさまを見ることもできません。そこで木の上に登れば見えるかもしれないと、先回りして木の上で待っていたのです。
するとその木の下をイエスさまが通ります。そして木の上にいるザアカイに、ザアカイの家に行くよと名前を呼んで声をかけるのです。ザアカイは嬉しかったでしょうね。下に立つアンダースタンドのイエスさまです。
イエスさまを自分の家に招いたザアカイは、イエスさまの温もりに触れます。すると自分の財産の半分を貧しい人に分けると言い、税金を取りすぎた人には4倍にして返すと言うのです。誰も相手にしてくれないことをしていた自分に、イエスさまは温もりの眼差しで向きあってくれたのです。イエスさまを心に迎えてザアカイは心を取り戻したのです。
「イエスは言われました。「その告白こそ、今日この家に救いが来たことのあかしです。この人も迷い出たアブラハムの子どもの一人なのだから。メシヤ(救い主)のわたしは、このような人を捜し出して救うために来たのです。」」ルカの福音書 19:9-10 JCB
十字架の愛に感謝いたします。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。あなたの上に主による知恵と聴く耳が開かれますように。
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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