2024.9.1.きんたメール第935号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言
『高慢はすたれ、謙遜は栄える・・・』〜まず神さまに心を向けましょう〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。9月に入りました。台風の影響のありましたお一人ひとりの心と健康が守られますように。世界中にたった1人しかいないそれぞれの特別なわたしたちが、互いに尊重しあい理解し合う姿勢と知恵で満たされますように。何があっても変わらない主の愛に感謝いたします。
さて、高慢と謙遜について少し考えてみたいと思います。なぜならば最近は知事によるパワハラ問題もニュースになっていますが、わたしたち自身も含めて身近な課題でもあります。
サウル王は、当初ダビデを愛していたのですが、あることがきっかけで、ダビデに対して憎悪の対象に変わってしまいました。なぜでしょうか。
ダビデがサウル王に何かしたわけではないのに、むしろ大きな貢献となっていたのに、ある時街で「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」サムエル記上18:7と女性たちが歌っていたのを聞いたことから、サウル王はガラリと変わっていきました。
普通なら王は、国民の一人ひとりに居場所があって国益になるならばダビデの功績を喜んでよいことなのですが、なぜか王である自分と比較することに心がとられてしまいました。こうなると王の役割もすっかり忘れてしまいます。勘違いして的外れになっても、それが良いことだと思い込んでいます。
次第に自分の立場やプライドを守ることが目的になっているので、自分に都合悪い人には単なるやきもちを超えて殺意にまで発展していきました。ビックリですが、本人は視野が狭くなっていることにも気づかなくなります。わたしたちにも同じようなものがあるのではないでしょうか。謙遜な姿は見る影もないくらい高慢に支配されてしまう状態です。
一方対象的にダビデは神さまに心を向けています。まるでうさぎとカメのお話しのように、うさぎはカメを見てバカにしますが、カメはうさぎではなくゴールを見ています。歩く速さの能力はうさぎが上回っています。権力は王が優っています。しかし権力や能力の使い方が自分を高めるためだったり、相手をおとしめるためになると、それは間違いなので、結果的には高慢はすたれ謙遜が栄えるようにゴールを見ていた謙遜が勝ちました。
「サウルはすたれダビデは栄える」と言われますように、わたしたちは、イエスさまの十字架の愛と復活によって、自分の中のサウル(自分中心)がすたれ、自分の中にダビデ(神さま大好き、神さま1番)が栄えていくのです。葛藤がつきまとうかも知れませんが、神さまに心を向けることが豊かな喜びへとなっていくのです。
自分中心の時は高慢によって謙遜の居場所がなくなりますが、十字架の愛は、自分の力では自分すら救えないことも受け止めさせてくださいます。十字架の愛こそが救いであることを知ることはすごい恵みなのです。
何があっても、まず神さまに心を向ける人は幸いです。ダビデのように日々神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。
あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。
「高慢になると身を滅ぼし、 謙遜になると人から称賛されます。」箴言 知恵の泉 18:12 JCB https://bible.com/bible/83/pro.18.12.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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