『くさいものには蓋をしない・・・』〜蓋をしなくても終わりじゃないから〜

投稿日時 2024-07-21 06:23:20 | カテゴリ: ニュースレター

  2024.7.21きんたメール第929号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


『くさいものには蓋をしない・・・』〜蓋をしなくても終わりじゃないから〜


 敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。関東も梅雨明けしました。暑いですね。こまめに水分プラス塩分補給もしてくださいね。世界中にたった1人しかいないそれぞれの特別なわたしたちが、互いに尊重しあい理解し合う姿勢と知恵で満たされますように。何があっても変わらない主の愛に感謝いたします。


 さて、先日は最近あまり耳にしなかった「くさいものには蓋をする」と言う言葉を耳にしましたので少し考えてみました。


 蓋をすることで、とりあえず嫌なニオイに対して応急処置をすることができます。今はとりあえず解放されるからです。でも実際の解決にはなっていません。蓋が外れたらまたニオイはでてくるのです。


 わたしたちの心の問題にも同じようなことがあるのではないでしょうか。人にはどうしても言えないことだったり、弱さだったり、コンプレックスだったり、自分にとってはなくしたい、隠したい、受け止められない、忘れたいことなどです。


 蓋をしても、さまざまなキッカケによって、自分の中から嫌なニオイが溢れてしまうようなことがあるかもしれません。今までは、何とか蓋をすることで対処できたけど、それだけでは対処できなくなってくる時期がきます。


 大抵の場合、蓋を開けたらダメだと思い込んでいますから、必死に蓋が開けられないように頑張って疲れてしまう場合があります。


 たまたま聴く耳のない人に相談してみたら、受け止めてもらえないばかりか責められたり、バカにされたり、ひかれてしまったりするとキズついてしまいますよね。そういった経験が繰り返されるとキズつきたくないから誰にも相談が出来なくて、苦しいのに心の奥底に感情を隠してしまうのも当然です。


 あなたも大なり小なり経験されたことがあるのではないでしょうか。感情に蓋をして終わりではないですよね。だから感情を安心して出せる場所が必要なのです。感情とは怒りや悲しみなどの溢れてくる気持ちです。その気持ちに耳を傾けて聴いてくれる人が必要なのです。感情の解放が必要なのです。


 今までの対処方法として、感情を出さないように蓋をしてきたので、感情を出してもいいと言われても簡単に出せないものです。だけど出さないようにすることが苦しいことなのです。本当は出してもいいのです。


 それでも出さないことで自分を守ろうとしてきたのです。なかなか複雑だけど、人の心は思い通りにはいかないですよね。


 だから簡単ではありません。しかしできないわけでもありません。癒されながら出し方がわかるまで時間がかかるだけです。


 隠してきた感情を出せる場所があればいいでしょう。蓋を開けてもいい場所があるのです。そのことがわかると蓋の役割は終わります。ぜひ教会にお越しください。一緒に出せる練習をしましょう。やがて出せるようになります。重い荷物をおろしましょう。


 「重い束縛を受けて、疲れはてている人たちよ。さあ、わたしのところに来なさい。あなたがたを休ませてあげましょう。」マタイの福音書‬ ‭11‬:‭28‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/mat.11.28.JCB


 ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。


 どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。


 ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主






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