『こころのあるところ・・・』〜傾聴への挑戦〜

投稿日時 2023-10-22 06:41:18 | カテゴリ: ニュースレター

 2023.10.22きんたメール第889号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


『こころのあるところ・・・』〜傾聴への挑戦〜


 敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。立場や環境によって考え方や価値観が違うのが当たり前なのに、私達はなぜわざわざ争うことを選択してしまうのでしょう。十字架の愛に感謝いたします。主体の置場を自由にすることができますように助けて導いてください。あなたは大切な存在です。それぞれお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主が共にいてくださいますように。


 さて、わたしたちは自分に主体を置くのが普通です。ただこの主体を自分の権利だけにこだわりすぎてしまうと互いに理解し合うことは難しくなります。


 だから理想なのは、この主体を自分に置いたり、相手に置いたり、はたまた違うところに置いたりできる自由さがあるといいですよね。


 そういった意味で、主体を自由に動かせるようになることが人として成長するカギになっています。


 だから主体を相手に置けば、感情的になるよりも相手の立場で考えることができます。視野が広がるので自分がされてうれしいのかどうかの幅も広がるのです。


 また自分のワンパターンのクセにも気づくこともできます。己に向き合うことは怖いけど何がそうさせているのかを知る機会になり、十字架の愛と新たな気づきはそれ以上に私達を成長させていきます。


 そこで聴くと言うことを意識するだけでも素晴らしいことですが、実践しますと今までの自分の習慣にとっては都合の良くない場合もあるので反発するような思いが出てきます。しかし、それは成長している証拠なのです。自分の思い通りにすることに躍起になることを聖書は地上の財産と言っています。それよりもっとすごい財産があります。


 今月は特に傾聴を求めていきたいのです。1人でもいいので、できるだけ、あなたのまわりの方々の声に耳を傾けてみてくださいね。それどころじゃないと思う場合は、聴いてもらえる場につながってください。どちらにしてもわたしたちは今までとは違う新しい知恵が必要なのです。


 「聴く」の基本は相手を理解しようとする姿勢です。英語のunderstand(アンダースタンド)です。つまり「下に立つ」です。上から目線では理解できないからです。


 神さまに接していると思うくらいに、その人を大事な人だと尊重します。聴くことは相手を大事にすることだからです。


 1人でも多くの人がそうしたら、新しい景色が見えてくるかも知れません。チャレンジしてください。お願いいたします。それでもきついと感じたら、ここにメールして吐き出していただいても大丈夫です。


「財産を、この地上にたくわえてはいけません。地上では、損なわれたり、盗まれたりするからです。財産は天にたくわえなさい。そこでは価値を失うこともないし、盗まれる心配もありません。 あなたの財産が天にあるなら、あなたの心もまた天にあるのです。」マタイの福音書‬ ‭6‬:‭19‬-‭21‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/mat.6.19-21.JCB


「あなたを生かすために他の者が犠牲になった。 あなたのいのちを買い戻すため、 他の者のいのちと交換した。 わたしにとって、あなたは高価で尊いからだ。 わたしはあなたを愛している。」イザヤ書‬ ‭43‬:‭4‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/isa.43.4.JCB


 ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。


 どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。


 ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主






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