2023.8.20きんたメール第880号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『赦されてゆるすことを学ぶ・・・』〜十字架の愛〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。8月も下旬に入りました。秋も視野に入ってくるような時期となりましたが、まだまだ暑いのでこまめに水分と塩分補給していきましょう。あなたは大切な存在です。それぞれお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主が共にいてくださいますように。
さて、今週のテーマは「ゆるし」です。ダビデとサウルの関係から学びます。いじわるされた時、あなたはどうする?
サウルは、初代イスラエルの王です。はじめはとても謙遜な人でしたが、王になってからなのか、もともとの性格なのか「人にどう思われるのか」をすごく気にする傾向がありました。
だから、戦さでダビデが功績をあげると、一緒に喜べるとよかったのですが、やきもちを焼くようになったのです。
そこからダビデに対して、サウルのいじわるがはじまりました。とても、わかりやすいです。
そしていじわるをされたダビデは、ショックを受けますが、何よりまずは神さまに心を向けて祈るのです。神さまに頼るのです。この姿勢かすごく大事なところになります。
サウルもダビデも不完全なので、2人の物語を見る立場からは、人間らしい弱いところはとても親近感が湧いてきます。
そこで、わたしたちが学びたいのは、神さまを1番にするかどうか、と言うことです。
わたしは、頭では神さま1番が良いと理解していますが、実際のわたしの中の法則には神さま1番ではない弱さがあります。
だから十字架の愛が救いになります。自分の弱さも受け止められるように導いてくれるからです。
わたしたちは、赦されて、「ゆるす」ことを学ぶことができるからです。神さま1番の生き方は、自分の力ではどうにもならないため、神さまに頼る以外にないことと、神さまとの関係(つながり)が幸せであることに気づかされていくことではないでしょうか。
そのような視点で聖書を読むと、登場人物から学びが深まるように感じます。またゆるしは、弱さを受け止めることからはじまることもわかるのではないでしょうか。ゆえに十字架の愛が必要なのです。
「新しい性質をいただいた私としては、神のご意思どおり行いたいのですが、 心の中に潜む悪い性質には別の力があって、それが私の心に戦いをいどみます。そして、ついに私を打ち負かし、いまだに私のうちにある罪の奴隷にしてしまうのです。私は、心では喜んで神に従いたいと願いながら、実際には、相変わらず罪の奴隷となっています。 これが私の実情なのです。ああ、私はなんとみじめで哀れな人間でしょう。いったいだれが、この悪い性質の奴隷状態から解放してくれるのでしょうか。しかし、主イエス・キリストのゆえに、ただ神に感謝します。キリストによって、私は解放されました。この方が自由の身にしてくださったのです。」ローマ人への手紙 7:22-25 JCB https://bible.com/bible/83/rom.7.22-25.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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