2023.4.2きんたメール第860号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『受難の中で輝く十字架の愛』〜心に刻みたい〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。いよいよ来週はイースター(4/9)ですね。と言うことは今週は受難週なので金曜日はイエスさまが十字架にかけられてしまうことを覚えて過ごしたいと思います。十字架はむごい刑ですが、わたしたちの罪のために十字架にかかられたことがわかります。はかりしれない神さまの愛に感謝します。いろいろなことがあるお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主の祝福が豊かにありますように。
さて、4月に入りました。新しい期のはじまりで、教会学校をされています教会では、進級、進学式がされているのではないでしょうか。節目の時ですね。振り返りも大事だし、これからの新しいはじまりと、それぞれの一年の歩みがさまざまなことを通して、知恵を求め続けていく恵みで満たされますように。
我が家では、4月より浪人生の息子がいます。本当に良い仲間に恵まれていますが、ふと現実に向き合うと、まわりは進学していますので、来年に向けて頑張らないといけないと頭でわかっていても、気落ちして気力がわかないため、予備校もしばらく休ませることにしました。
今は受験よりもプレッシャーやストレスから離れて休むことで、自分の中で整理する時間になればいいかな。こう言うときはなかなか理解されないため、ますます追いつめられてしまうなんてことになりやすいのです。
なぜならば、親も不安になるため、親自身が安心したいために、本人のためにと言う印籠をかざして、うるさく言いたくなるからです。わたしも言ってしまうこともありました。しかし苦しんでいる人に、寄り添うことを忘れて、よりプレッシャーを与えても意味がないですよね。
もちろん一律ではないので、それで何くそーと奮起する人もいれば、逆にキズつけてしまうこともあります。いずれにしましても、やはり息子本人の気持ちが何より大事だと葛藤しながら気づいて学ばせていただいています。
本人はいろいろ考えてしまって、しばらく夜、眠れなかったこともわかり、昼夜逆転した状態でしたが、休ませてから、前向きになってきたこともあり、自分で朝起きるようになってきました。また、今まで以上にに気持ちを大事に対話もするようになったのも良いことかな。思った以上に浪人生はつらい思いを抱えていることがわかりました。気落ちしている時は、頭でわかっていても、気力がわかないのが辛い。のです。重い荷物は一緒に持てば軽くなるからね。
もし、同じように悩まれてる方がいたら、少しは参考になれば幸いです。浪人生も家族も大変です。疲れた時は休まる時間が必要なのと、家族の理解が大きな助けになることも改めて学んでいます。
すべての浪人生の上に、またそのご家族の上に、主の慰めと癒しと乗り越えていくための豊かな知恵で満たされますように。何となく焦ってしまいがちですが、何よりも本人の気持ちを大事にできますように。まわりの理解があって、本人のペースで前進していくことができますように。助けて豊かに導いてください。
来週はイースターです。絶望から希望に変わる十字架の愛と復活です。このイースターの出来事が、みなさんの中で成就しますように。
「神は、かけがえのないご自分のひとり子をこの世に遣わし、そのひとり子の死によって、私たちに永遠のいのちを与えてくださいました。そのようにして、どんなに私たちを愛しておられるかを示されたのです。 神に対する私たちの愛ではなく、私たちに対する神の愛によって、私たちの罪へのなだめとして、神のひとり子が遣わされました。ここに真の愛があるのです。 愛する人たち。神がこれほどまでに愛してくださったのですから、私たちもまた、互いに愛し合おうではありませんか。」ヨハネの手紙Ⅰ 4:9-11 JCB https://bible.com/bible/83/1jn.4.9-11.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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