信頼して向き合う心を求めて

投稿日時 2013-05-05 07:00:20 | カテゴリ: ニュースレター

2013.5.5 きんたメール第350です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。

「信頼して向き合う心を求めて・・・」

敬愛する皆さま 

板橋からです。先日は、息子が友達の家に合宿に行きました。息子がいないと、静かすぎて逆に落ち着かないけど、その分、GW後半我が家に来ていたお義母さんと妻と3人で、天気もよかったので、巣鴨に行き、駒込にある六義園に行ってきました。つつじがとってもきれいに咲いていました。大道芸もあって、話術とコマ回しや、傘回しを楽しみ、たくさん歩き、たくさん話しましたので、お義母さんは帰宅すると、すぐに寝てしまいました。また通訳してくれた妻も疲れたことでしょう。ありがとう。

さて、先週は板橋教会は拡大役員会でした。板橋教会のあるべき姿を目指すために、ビジョンについて話し合いをしましたが、結果は先に進むことができませんでした。と言うのも、板橋教会の歴史を振り返ると、新座キリスト教会から分離する時に傷ついた人がたくさんいたのです。そのことによって教会から離れた人もいます。この問題が根っこにあるために、いつも前進できなかったのですが、今回は、そのことについて向き合う機会となりました。そういう意味では前進したことになります。傷ついた人にとっては、大変大きな問題でしたから、そのことがわかると主の慰めと癒しを祈るのみです。また傷ついて離れてしまった兄弟姉妹の上に主が共にいてくださり、慰めと癒しと平安が共にありますようにと祈ります。そして、傷が癒されるために用いられることを願います。

新座教会(単立)時代は、「伝道者を育成する」ことに重きが置かれていたこともあって、牧師主導型の軍隊に近い教会形成をしていました。牧師が元ヤクザの親分という経歴もあって、言動が激しい場合もありました。そのことによって救われる人もいれば、傷つく人もいたのです。

傷ついた人によって立ち上げられた板橋教会は、前教会の反動もあって牧師主導型と反対の路線を目指してきました。傷ついた人が休まれる場所を目指したのです。しかし、時間が経つと当時のことを知らない人で板橋教会は構成されるようになり、休まれる場所の意味も不明確になってきました。ゆえに教会の方向性がよくわからない状態になってきたのです。そこで、板橋教会が神さまによって与えられている賜物を活かしながら、神さまの愛を伝えるために、何を大事にして、何を目指すべきなのかを確認したいと願ったのです。

ところが、ビジョンを求める声は、当時傷ついた人にとっては、心の奥にしまってあった傷を思い出させてしまうようなことになるみたいなのです。それほどに傷が深いことを確認しました。それで、話がとん挫した状態で拡大役員会は終了しました。だから、まず傷ついた人が癒されなければなりません。癒されるためには向き合って、心の奥にしまっていた思いを吐き出して、少しずつ整理していかなければなりません。そして癒されたことによって、同じように癒すことを目指すようになれればいいのですが、今は向き合うことがつらくて、目指すものがわからない状態になっているのです。だから、もう少し整理する時間が必要です。そして主が整えてくだされば、板橋教会が目指すべきビジョンを共有して、一致して前進していけると信じます。奥にしまった思いを吐き出せるには主に対しての「信頼」が必要です。どんな思いを吐き出しても受け入れていく「覚悟」も必要です。主によって「恐れ」を「安心」へと変えてくださいますように。板橋教会にリバイバルが起こりますように、そのために、主の御手によって完全な癒しが起こされますように、どうぞ、覚えてお祈りください。

今週もあなたの上に主の祝福が豊かにありますように。そして、どのような時も正しく判断する知恵に満たしてくださいますように。あなたの上に主が共にいてくださいますように。

【板橋教会】・・・2013年18回目の礼拝です。先週は礼拝後に拡大役員会が開かれました。遅くまでお疲れ様でした。新保牧師、まつだ兄、なべ兄、じま兄の健康が護られますように。姉妹の上に主の慰めが共にありますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。

今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主






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