2023.1.22きんたメール第850号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『どんな時でも誠実さを求めて・・・』〜内面の輝きの素〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。まだまだ受験シーズンです。すべての受験生とご家族の上に主の祝福が豊かにありますように。思い通りにいく、いかないなどを味わいますが、人生を豊かにする知恵で導いてくださいますように。どのような時も、主が共にいてくださいますように。一緒にいることの恵みを豊かに学んでいけますように。
さて、今回はハイブリッド教会学校のメッセージ担当ですので、子どもメッセージの概略からわたしがスポットをあてたポイントを共有させていただきます。
エステル王妃 エステル記4章14節
今回のエステル記は、属国となったユダヤ人であるエステルが、シンデレラのように王妃に選ばれるだけではなく、そんなエステルが用いられてユダヤ人を救い出す物語りなのです。源流には信仰による「誠実さ」がポイントになっています。
まず、何でエステルが王妃に選ばれたのか。もちろん神さまの恵みが満ちています。大きな要因は、はじめの王妃は、「王妃に選ばれたわたしは偉い」といばっていたこと。王はそれが嫌だったのです。
でも王妃候補の人たちは、チヤホヤされると勘違いしてしまい、みんな自分が1番で、プライドが高く、候補と言うだけで威張っていたのでしょう。
しかし、エステルはいばるのではなく、「誠実さ」がにじみ出ていたので、王の目により輝いて見えたのです。
内面の美しさは、良い時も、そうでない時も、また自分の都合の良い時も、そうでない時も、「誠実さ」を求めるかどうかだからです。
特にわたしたちは、思いあがったり、自分の思い通りにいかなかった時にこそ、「誠実さ」を忘れてしまいやすいからです。
だから、とてもむずかしいことですし、うまくいかない時もあるけど、どのような時にも、そこから「誠実さ」を求めようとすること、求めて続けることが内面の美しさにつながっていくのではないでしょうか。
エステル王妃やモデルカイの姿から、「神さま1番」の姿勢が、「誠実さ」を求めるカギになっていることが学べます。
指をちょっと切っただけで痛いから、そんな時はケア(手当て)すると救われます。「誠実さ」は自分以外の人へもケアをしますが、「無誠実さ」は自分以外は関係ないとなります。
この違いが、誠実なエステルやモデルカイと、反対に立場を利用して、いばって悪だくみをする大臣ハマンや以前の王妃の姿が対象的に浮き彫りになっていきます。
でも、わたしたちの姿は、大臣ハマンとそんなに違わないのが現実です。そんな罪深いわたしたちのために、イエスさまは十字架にかかってくださいました。ユダヤ人だけではなく、全人類が救われるためです。
わたしたちの罪(神さまを忘れてしまう)によって、自分さえ良ければいいになると「誠実さ」はないがしろになります。そんな天国の反対のものに囚われている状態にあったわたしでさえ、神さまは見捨てないのです。
そのビックリするような大きな愛に気づいた時、わたしたちは救われます。神さまを讃美せずにはいられなくなるのではないでしょうか。わたしたちは、それぞれの与えられた場所で、どんな時でも「誠実さ」を求めていけますように求めていきたいと願っています。この時のために備えていきたいですね。
「もしも、この事態をおまえがそしらぬ顔で見ているなら、神様は別の人を用いてユダヤ人をお救いになるだろう。だが、おまえとおまえの一族は必ず滅びることになるのだ。神様がおまえを王妃となさったのは、もしかすると、この時のためかもしれない。」」エステル 記 4:14 JCB https://bible.com/bible/83/est.4.14.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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