2022.11.13きんたメール第840号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『気持ち・・・』〜和解への道〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。紅葉の時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。また今月の27日からアドベントになります。世界中のあちらこちらでクリスマスを感じる時期になってきますね。それぞれお一人ひとりのすべてをご存知の主が、それぞれの必要を満たしてくださいますように。
さて、「気持ち」について、少し考えてみました。「気持ち」はとてもデリケート(感受性が強く、繊細)なものですよね。
だから、状況や状態によっては見た目の言動と「気持ち」が違う場合もありますので、「気持ち」の確認をしないと、行き違いをしてしまうなんてこともあります。そのままにすると、取り返しのつかないことになる場合もあるからです。
感情にふれるとむずかしいけど、まずは否定せずに向き合うことを忘れないようにしたいものです。
なぜならば、感じ方、受け止め方、影響を受けている背景など、本当にさまざまなので、同じ場所で同じことに関わっても、自分と同じように感じたとは限らないからです。
だから、わかり合うためには、尊重する姿勢が大事ですし、「理解しよう」「聴こう』とする姿勢が求められますし、安心するまでに「時間」も「関わり」も重ねていくことも大事になるのではないでしょうか。
また「気持ち」には、自分の「気持ち」もあるし、相手の「気持ち」もあります。自分の気持ちだけに偏ると、自分の気持ちがスッキリすることに主体がおかれやすいので、無意識に相手の気持ちは「ないがしろ」になりやすくなります。その逆も然りです。
だから、むずかしいことですが、自分の気持ちを大事にしながら、相手の気持ちも大事にすることを求めていけるといいのではないでしょうか。そこを目指していきます。
基本的にどの人も、「わかってほしい」「そのままを受け止めてほしい」と言う「気持ち」が根っこにはありますよね。
なのに、相容れないと感じると、なんとむずかしいことなのでしょうか。感情論だけになってしまうと、当たり前ですが、自分の気持ちだけになりますので、この時は相手の気持ちはないがしろになりやすくなりますよね。だからむずかしいと感じています。
また気持ちは見えにくいし、自分でも自分の気持ちをごまかしてしまうなんてこともありますので、素直になれないこともあれば、理解しにくい場合もあるので、安心して吐き出せる場所、相談できる場所、冷静になるために整理できる場所が必要なのではないでしょうか。
そんな場所を知っている人は幸いです。それが知恵になるのです。安心の場所(わかってもらえる場所)があると、悔い改めることもできるのではないでしょうか。わかってもらえると、同じように相手の気持ちもわかろうと働らくからです。これが和解への道のように思います。学んでいきたい知恵になります。
「どのようなときにも、友を愛すれば/苦難のときの兄弟が生まれる。 」箴言17:17
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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