新しく生まれる

投稿日時 2013-04-07 07:09:29 | カテゴリ: ニュースレター

2013.4.7 きんたメール第346です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。

「新しく生まれる・・・」

敬愛する皆さま 

福岡からです。4月に入りました。進級、進学,など新しい期のはじまりでもありますが、この1年も皆様の上に主の祝福が豊かにありますように。さて、毎月一回電話で話したい人の声を聴くことに関わり、15年くらいが経つでしょうか。よく続いているなぁと思います。私の人生の目標が「聴く人」を目指すものですから、月1回は有難いことに「聴く」ことについて考えさせられる時間となるのです。

しかし、未だに私は「聴く人」ですと、言い切れません。むしろ私は「聴けない人」であることを自覚する時でもあります。前向きに考えれば、「聴けない人」であることに気付いただけでもラッキーなのかも知れません。現実の姿に気づいたら、辞めた方が良さそうですが、逆に、謙遜を学び、だからこそ目指すべき道になるのです。

それで当番のときは、まず「主に感謝して、主が私を通して聴いてくださいますように」と祈ります。聖書には、「聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい」ヤコブ1:19という聖句があります。ところが、私は、うとい方なので、その人の心の声に気付くまでに時間がかかります。まだまだ聞くのに遅いのです。だから、途中で切られてしまうこともあります。私も消化不良を起こすのですから、理解してもらえないと感じた人はそれ以上に消化不良になるのではないかと思います。繋がりが破れる時でもあります。結構つらいものがありますが、その人が聴ける人と繋がりますようにと願います。そのようにいろいろありますが、それでも聴くことを通して、一体になれる時があるのです。何と言えばよいのでしょうか。ギターの弦の音合わせがピタッと合うような、ラジオの周波数がピタッと合うような、その人と同じにはなれないけど、その人の立っている場所にピタッと一緒に立つことができたような、そしてその人の目線にピタッと合ったような、その人の気持ちに寄り添うようなそんな共感があるのです。まさに天国に包まれているような感じです。

これが主との一体であり、繋がることの醍醐味なのだろうと思っています。はじめは不安や恐れなどが入り混じったか細い声も、何を言っても偏見の目で見ないで聞いてくれる、もしかしたらわかってくれるかもしれないと、主の愛を感じた時から、声が生き返ってきます。よき理解者が一人いれば、どんな時も私たちは生き返ることができるのです。

このことは、私が主によって示されていることです。だから、聴く人を目指すのです。すべてを聴くことはできませんが、私の聴ける範囲が拡がるように目指すのです。そのためには、気づきが常に必要となりますので、継続し続けていくことがとっても大事になります。

私たちは大切な一人の人として、人格が認められるとき新しく生まれることができるのです。ヨハネ3:3「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」本当の良き理解者である主が共におられることを知っている人は幸いです。幸いな人が増えますように覚えてお祈りください。

今週もあなたの上に主の祝福が豊かにありますように。そして、どのような時も正しく判断する知恵に満たしてくださいますように。あなたの上に主が共にいてくださいますように。

【板橋教会】・・・2013年14回目の礼拝です。今週から、板橋教会では、子ども会が朝10時からとなります。子ども会が終了すると、子どもたちは帰るか、礼拝に出席する場合は、大人の隣に座るようになります。目指すべきなのは、評価し合うよりも、愛を持って、大人が見本となって、よい影響を子どもに与えられる教会になっていくことだと願っています。覚えてお祈りください。なべ兄、じま兄、まつだ兄、新保牧師の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝しつつ、覚えてお祈りください。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。

今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主


 






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