2022.2.27きんたメール第803号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『聴かない姿勢と聴こうとする姿勢・・・』〜どちらを選択しますか〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。ロシアがウクライナ侵攻のニュースでショックを受けた人は多かったのではないでしょうか。犠牲になられていますウクライナの国民1人ひとりの上に慰めと癒しで満たされますように。またロシア内でも正しい知恵で議論が起こされますように。お1人ひとりの必要をご存知の主が豊かに導いてくださいますように。
さて、今回のプーチンさんの言動から、大義名分が「ロシアを脅かすウクライナを正す」ことだと言い聞かせ続けることで、ついに自分をも欺いて正当化してしまうことの恐ろしさを感じました。
自分のプライドと大義名分が混同しているようで、本人もわからなくなっているのでしょうか。
まるでイエスさまを十字架刑にすることが正しいと思い込んでいたユダヤの指導者のようであり、またわたしたち自身の中にも持ち合わせている姿でもあります。
選択肢がないと思い込んでしまう時は、向き合っていない証拠なので、自分が何をしているのかに気づいた時、たくさんの人の犠牲を前に彼はそのことをどう受け止めるのでしょうか。
それはロシアを守っているのではなく、自分のプライドを守っているのであり、しかもロシアを脅かしているのは自分だったと気づいたら、彼はきっと今の行動を選択しなかったと思います。
だからリーダーに反対意見を言うことが、国への反逆行為だと混同しやすい制度が、共産主義の弱点なので、リーダーの取り巻きはさまざまな視点からの意見を言わないと独裁者を生み出す危ない組織になってしまいます。
わたしたちも、自分を正当化しているときに同じ原理が働いているので、そんな時こそプライドや立場から自由にされて反対意見にも聴く耳を持つことができますように導いてください。ウクライナの国民が安心できるように助けてください。ロシアのリーダーが悔い改めて正しく判断できるように導いてください。
リーダーであってもそうでなくても、自分の意見を押し通そうとすることだけに心を使うのか、相手や民意を理解することに心を使うのかで判断は大きく違うのです。
「それから、一同に言われました。「いいですか。わたしについて来たい人はだれでも、自分のつごうや利益を考えてはいけません。日々自分の十字架を背負い、わたしのあとについて来なさい。 自分のいのちを救おうとする者は、かえってそれを失います。ですが、わたしのために自分のいのちを捨てる者は、それを救うのです。 人はたとえ全世界を手に入れても、自分自身を失ってしまったら何にもなりません。」ルカの福音書 9:23-25 JCB https://bible.com/bible/83/luk.9.23-25.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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