2022.2.13きんたメール第801号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『頑なにさせてしまう城壁・・・』〜内側から壊してください〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。冬季オリンピック開催で、羽生選手のチャレンジする姿に感動した人も多かったのではないでしょうか。チャレンジし続けていくことは大切ですね。皆さまの健康が守られますように。お1人ひとりの必要をご存知の主が豊かに導いてくださいますように。
さて、先日は雪のあとですから、空気は冷たいけど、柔らかい日差しの中、自転車で荒川河川敷コース、江戸川河川敷コースとサイクリングしてきました。気持ちいいですね。
途中、母の家に顔出してきました。最近、すごく心配なのは、母の物忘れが多いことです。歳を重ねてきたこともありますが、それだけではない症状があるのです。
そのため対策として脳の血流をよくすることと合わせて、一度検査をすることをおすすめしていますが、しかし検査の話しになると防御体制になり、頑なになって受け止めようとはしなくなります。
わたしもそんな時に、今は医療も進化しているから、早めに対策することが大事だと伝えてしまうのも問題だと気づいて、配慮しながら伝えるのですが、その話しになるとやはり聴く耳がなくなってしまうのです。
そうなると、わたしも「何でわかってくれないのか」と、悲しみと怒りがでてきてしまい、自分の器の小ささに打ちのめされてイライラしてしまうのです。今のわたしの課題です。
「とにかく検査は受けない。このままでいい、わたしは大丈夫」と、一点張りで最後の砦の城壁を一生懸命固めてくるのです。そんなところに拘らなくていいのにと思いますが、一方でどうして、そこまでして城壁を固めないといけないのか。何がそうさせているのか。そこに心を向けるようにしました。
本人はどうしても認めたくない。親としてのプライドもあるのでしょう。弱さを見せたくないのもわかります。認めてしまうと、自分はダメだと追い込んでしまうのか、とにかくその話しには向き合おうとはしないので、どうすればいいのか、わからない状況です。自分の姿を見させられているのかな。
花粉症になった時、わたしもはじめは花粉症とは認めようとしないこともありました。しかし、くしゃみや鼻水がどうにもならなくなって、ようやく花粉症の自分を受け止めて対策をするようになったので、本人がどうしようもなくなってからでないと無理なのかな。とかいろいろ考えてしまうのです。
でも、認めたくないのは分かるけど、花粉症とは違いますので、とにかく、一度きちんと検査してほしいのです。
同じように、わたしたち、それぞれ、受け止めたくないようなことがあった時、身構えることも理解しながらも、向き合えるように助けてください。そのためにも、わかってもらおうとして否定するよりも、寄り添って理解することができますように導いてください。
神さま、それぞれ抱えていますさまざまな砦があります。それはまるでエリコの城壁のように外側を一生懸命整えようとしてしまう弱さをもつわたしたちの姿でもあります。どうか、あなたによって、わたしたちの中にある頑なにさせてしまう城壁を内側から崩してくださいますように。そして、新しく主の愛を土台に据えさせてくださり、主に頼ると言う本物の砦による平安で満たしてくださいますように。
「信仰によって、イスラエルの民が、神の命令どおり七日間エリコの町の城壁を回ると、城壁はくずれ落ちました。」へブル人への手紙 11:30 JCB https://bible.com/bible/83/heb.11.30.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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