『 救い』〜どの人にも必要なもの〜

投稿日時 2020-11-15 07:35:26 | カテゴリ: ニュースレター

2020.11.15きんたメール第736号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。

『 救い』〜どの人にも必要なもの〜 

  敬愛する皆様、いつもありがとうございます。冬に向けて湿気がなくなり乾燥しやすくなります。ウィルスも活発になってきますので第3波の可能性も高まります。この冬こそ対策本番とも言えます。新しい習慣の影響もあり、風邪やインフルエンザは激減してます。マスク、手洗い、うがい、消毒と対策を継続していきましょうね。皆さんの健康が守られますように。それぞれの状況に合わせて主が必要を与えてくださいますように。

 さて、クリスマスも近づいてきましたね。クリスマスは救い主が誕生されたことを覚えて世界中がお祝いします。わたしたち人類に共通して必要なことは「救い」だからです。

 「救い」が必要だと思うタイミングはそれぞれさまざまです。あなたのタイミングで救いが訪れますように。たとえばトラウマでもさまざまですが、車に10回以上跳ねられた人がいました。普通に歩いているのに、うしろからきた車のミラーにぶつけられて怪我をしたり、わき見運転している車にはねられて大怪我したり、心身に大きなショックを受けてますのでいつのまにかその方は外に出られなくなったのです。それだけショックの大きい恐い経験だったので外に出れなくなってしまったのです。そのように反応するのがトラウマです。

そんな状態がつらくて、この人は救いを求めたのです。皆さんは何がこの人の救いになったと思いますか。

 周りからはそんなに心配しなくても大丈夫と言われても、そんなに簡単にはいかないのがトラウマです。無理解はもっとつらくなります。頭では外に出ても大丈夫と言い聞かせても、もう一方でまた車に跳ねられたらどうしようという思いがでてきてしまうのです。結果跳ねられたらどうしようが勝るので心身は萎縮してしまうのてす。自分ではどうしようもありません。それだけのショックを受けているからです。

 そこで1人で抱えても変わらないので、思い切って相談してみたのです。今まで出せなかった思いを吐き出していくことで、自分の中の葛藤を整理していきます。自分の見方や受け止め方に気づいていきます。次第にそんなにショックを受けていたのに、ごめんねと、自分を責めるよりも、そのままの自分を受け止められるようになっていきます。この人には受け止め難い現実をそのまま受け止められるようになるための働きが必要だったのです。もちろんこの人のペースでね。

 心の中の「不安」対「安心」戦は1個でも多いほうが勝ります。「1人ではない」ということがわかると「安心」が勝利するのです。結果は「車に跳ねられたらどうしよう」という見方から、「15回も車に跳ねられたのに生きている」ということに気づいたのです。見方が変わると受け止め方が変わります。目線も「自由」にされて、次第に普通に外に出れるようになったのです。

 「救い」は、どんな自分であっても、どんなことがあっても「見捨てない」という「愛が宿る」ことです。その大もとが「神さまの愛」です。クリスマスはあなたのところに「救い主」が来られたことを共有する神さまからのプレゼントです。あなたをすべてご存知で、あなたを愛しておられる「救い主」が一緒なら、どんなことも乗り越えていく力が湧いてきます。「救い主」を心に迎えるクリスマスとなりますように。

 「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」マタイ1:23

  ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。

  どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。

ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主






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