2020.11.1きんたメール第735号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っていに添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『 本当の安心・・・』〜はどこに〜
敬愛する皆様、いつもありがとうございます。人生は大変の連続ですね。不安材料は底がないと言い切れます。だから希望が必要ですね。何かあるとなくなってしまう希望ではなく、いつまでもなくならない希望があなたの心に注がれますように。それぞれの状況に合わせて主が必要を満たされますように。
さて、皆さんは「安心」を得るために何をされていますでしょうか。そもそも安心とは、心が休まる状態のことですよね。勝ち組になるか負け組になるかみたいな基準は状況が変化すると変わってしまいますし、自分さえよければ他の人はどうでもいい、というやり方もその場しのぎなので、結局安心できずに疲れてしまうはずです。
すごく大事なことは、いつも一緒にいてくださる良き理解者です。一番の安心の支えです。惑わされやすい中で主に心を向けることを求めたいと思います。
創世記に出てくるヤコブさんは、双子の兄がいました。兄が受けるべき長男の特権を自分が得れば安心だと思いこんで、相手の弱みを利用したり騙してでも、それを得ようとしました。
しかし、得たのは兄の怒りと殺意でした。安心しようと頑張ったのに、逆に安心できずに遠くに逃げることになったのです。では本当の安心を得るためにヤコブさんはどうすればいいのでしょうか。安心することのはきちがいは現代でも引き継がれています。以下、考えるヒントになればなと与えられた子どもメッセージです。
「本当の安心」創世記32:36 みんなは「不安」になったことはありますか? 不安になると落ち着かなくなりますよね。ヤコブさんは自分が「安心」したいために、ほかの人をだましてでもいいから「安心」を手に入れようとしました。でも、ほかの人を「不安」にさせて、自分だけよければいいというやり方ではすこしも「安心」できませんでした。神さまはヤコブさんの成長のために、だまされたらどんな気持ちになるのかわかるようにされました。それでヤコブさんは反省します。そして20年して、ようやく自分のしたことに向き合えるようになりました。大事なことに向き合えるように神さまはヤコブさんと格闘したのです。神さまだけが信頼できることがわかったヤコブさんは、だました兄のエサウさんに謝ろうと心に決めて家に帰りました。神さまを「一番」にした時、ヤコブさんは本当の「安心」を知ったのです。
「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。わたしを苦しめる者を前にしても/あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ/わたしの杯を溢れさせてくださる。命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。 」詩編23編1〜6節
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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