みんな違ってそれでいい・・・〜思い込みというメガネを外そう〜

投稿日時 2020-08-09 07:21:11 | カテゴリ: ニュースレター

 2020.8.9 きんたメール第723号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


「みんな違ってそれでいい・・・」〜思い込みというメガネを外そう〜

  敬愛する皆様、いつもありがとうございます。被災地のお一人ひとりの上に主の癒しと平安で満たされますように。地域の復旧が速やかに成されますように。また新型コロナウィルスによる第2波で感染拡大しています。しかし惑わされずに手洗い・うがい・マスク・消毒・帰宅後のシャワーなどの基本を大事にするだけで対策効果はありますので、初心を忘れずに、それでいて人としての心を失わないように守られますように祈ります。また梅雨も明けて熱中症対策も必要です。こまめに水分補給を心がけましょう。それぞれの状況に合わせて主が癒しと平安で満たしてくださいますように。

  さて、本来わたしたちは「みんな違ってそれでいい」存在ですよね。にもかかわらずそれを邪魔するような意識が働いているのも事実です。人と違うことは個性なのですが、「同じじゃないと不安」とか、「違うと変に見られてしまう」などのような体裁や世間体という類のものに縛られすぎて悩んだり苦しんだりと生きづらさを感じている人が多いことを覚えたいと思います。私もどっぷり縛られている1人です。それでもOKです。

 そこで、ものの「見方」「受け止め方」は様々であることを伝えるときに、「3人の子どものスケッチ」のお話をよく引用します。3人の子が動物園のゾウの園に向かってスケッチする内容で、並んで同じ方向を見ているけども、みんな見ているところが違うのが面白いのです。描かれた画用紙をみるとその子がどこを見ているのかわかります。

 1人目の子は画用紙に「1頭のゾウ」を描いています。その子が見ているところがわかりますよね。2人目の子は「たくさんのゾウ」を描いています。この子は全体的に見ています。そして3人目の子は、なぜか「1羽の鳥」を描いています。「えっ、何で?」と思う人が多いのです。なぜならゾウの園に向かってスケッチしているので、ゾウの絵を描くものと思い込んでいるからです。スケッチすることが目的なので、必ずゾウを描かなくてはダメではないですよね。この思い込みや先入観が時にはやっかいで、相手を理解しないように働くのです。だから「自分が正しい」と思ったら気をつけましょう。

 では、思い込みというメガネを外して、この子の目線に合わせてみましょう。するとどうでしょう。なんとゾウの背中に1羽の鳥がとまっているではありませんか。この子はここをみていたのか〜。と、このように相手の目線に合わせてみることが本来、人としてとても必要な受け止め方であることを共有させていただきます。

 思い込みだけに縛られると、それを大義名分にして人を責めたり攻撃します。SNSの誹謗中傷もそうですよね。またもう1つここで大事なことは、私たちは「ゾウを描く人」にも「鳥を描く人」にもなりうるということです。なぜならば、私たちは「世界に一人しかいない貴重な存在」であるからです。そんな私たちが理解し合うには、自分の目線とは違う目線にも照準を合わせることを楽しむことです。そこから「なるほど〜」と「わかり合う」ことができるし、「みんな違ってそれでいい」という本来あるべき姿を目指していけるのではないでしょうか。そのような心を成長させていきたいと思います。

「無知な者は不遜で互いをなじる。正しい人は互いに受け入れる。」箴言14:9

「兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。」ローマ12:10

  ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。

  どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。

【板橋教会】・・・コロナ禍の影響による不安がありますので、安全対策しながら礼拝を行っています。手洗い・うがい・アルコール消毒・マスク・ソーシャルディスタンスなどの細心の注意と対策を心がけましょう。不安に思う方は無理せず、それぞれの場所から神さまに賛美と祈りと感謝の礼拝をしましょう。お問い合わせは教会までお願いします。

祈り:被災された一人ひとりの上に、癒しと平安で満たされますように。新型コロナウィルスによって様々な不安とストレスを抱えています一人ひとりの上に健康が守られますように。罹患されました方やご家族の上に主の癒しが豊かに注がれますように。そのほかにもいろいろな背景を抱えているお一人ひとりの上に主の癒しと平安で満たされますように。むろい姉、よねやま姉、おんだ姉、すずき兄、のざき姉、ひろき兄の上に主が共にいてくださり、いつも助けて導いてくださいますように。のだ姉の歩みの上にいつも主が共にいてくださり主の平安が共にありますように。またあしや兄、たなか兄、あかや兄の働きを祝福してください。新保牧師、つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、なかじま兄、たつみ兄、よこやま姉、みやもと姉、アルマ姉の母の健康が護られますように。子供たちの上に主が共にいてください。もり兄、ふじむら姉の歩みの上に、かおり姉の上に主の祝福が豊かにありますように。バプテスト連盟の諸教会の上に、常盤台教会の上に、母教会の東京西教会の上に、すべての教会とすべての人の上に祝福が豊かにありますように。

それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。

ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主





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