小言より・・・〜理解することが大事〜

投稿日時 2020-06-28 08:21:41 | カテゴリ: ニュースレター

 2020.6.28 きんたメール第716号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


「小言より・・・」〜理解することが大事〜

  敬愛する皆様、いつもありがとうございます。梅雨の蒸し暑い時期も安全対策しながらの生活は継続していますのでマスクしながらで脱水症状にはくれぐれもお気をつけください。3蜜にならないところではマスクを外すなど状況に合わせて水分補給を心がけましょう。すべてご存知の主がそれぞれの必要を与えてくださいますように。何よりもどのような状況の中にあっても心を失うことがないように守ってください。乗り越えていくことができるようにお一人ひとりを支えてください。罹患された方々は不安と孤独になりやすいので、主が癒しと平安で満たしてくださいますように。

  さて、反抗期真っ只中の息子(高1)から学びました。反抗期は身体も心も成長期で大きく変化する時期(思春期)ですね。自立心も成長しますから、今までのように「うるさく」言われると反抗したくなるようです。ここで大切なポイントは「うるさく」言われることよりも信頼して任せるように「理解」してほしいということです。

 親の立場としては普通に心配しますので、子どものためにいろいろと言いたくなりますが、思春期の子どもの立場としては、小言は自分のためにとはまったく思わずに、ただ「うるさい」「うざったい」と伝わっているようです。また何もわかってない、まだ子ども扱いされている、理解されずに人格まで否定されている、個人差はありますがおおまかそのように感じるようです。だから思春期の時に抱える悩みや思いをできるだけ思いだして、さまざまな変化に対する不安や心配などの心模様を「察して」もらいたいのです。

 よく考えてみれば、思春期とか反抗期とかに関係なく、誰でも理解してもらいたいのではないでしょうか。理解してもらいたいのに、うるさく小言を言われれば反抗したくなるのは普通でしょう。だから、成長期(思春期)のさまざまな変化や心模様に対して無頓着・無理解ということが「反抗期」を助長していると言えます。

 もちろん親の端くれとして「無頓着・無理解」をしようとしている親はいません。ただ自分が思春期のときのことを案外忘れてしまっているし、内面の心模様はわかりにくいし、どうしていいのかわからないと思う親が多いだけなのではないでしょうか。

  だから、一番理解してもらいたいときに理解してもらえないと傷ついてしまうので反抗するしかないのです。子どももどうしていいかわからない。身体は大きくなるし、それぞれ様々な変化もしてくる。力もついてくる。子どもから大人に成長していく過程を過ごしているので考え方も変わっていきます。そのように成長している姿についていけないことが反抗期を助長する要因になっているのかもしれません。

 だから、まずは思春期に葛藤することを察して、聴くことが必要になってきます。理解するためには「聴く」ことが欠かせません。親の立場を正当化しても、子どもは尊敬も信頼もしてくれません。傷つけるだけです。ありえない言動があったら、何がそんな風に追い詰めたり、不安にさせているのかなという背景に目を向けて理解するようにすると、面白いことによい方向に変わってくることを失敗しながらも学んでいます。

「子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。『父と母を敬いなさい。』これは約束を伴う最初の掟です。『そうすれば、あなたは幸福になり、地で長く生きることができる』という約束です。父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。 」エフェソ6:1〜4

 親の権利を行使するよりも理解することが大事なように、どうであっても「あなたは大切な存在」であることは伝え続けながら、理解できるように求めていくならば、主が祝福されないわけがないと言う事です。十字架の愛で主が示してくださったように。

  ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。

  どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。

【板橋教会】・・・コロナ禍の影響による不安がありますので、安全対策しながら礼拝を行っています。手洗い・うがい・アルコール消毒・マスク・ソーシャルディスタンスなどの細心の注意と対策を心がけましょう。不安に思う方は無理せず、それぞれの場所から神さまに賛美と祈りと感謝の礼拝をしましょう。お問い合わせは教会までお願いします。

祈り:新型コロナウィルスによって様々な不安とストレスを抱えています一人ひとりの上に健康が守られますように。罹患されました方やご家族の上に主の癒しが豊かに注がれますように。そのほかにもいろいろな背景を抱えているお一人ひとりの上に主の癒しと平安で満たされますように。むろい姉、よねやま姉、おんだ姉、すずき兄、のざき姉、ひろき兄の上に主が共にいてくださり、いつも助けて導いてくださいますように。のだ姉の歩みの上にいつも主が共にいてくださり主の平安が共にありますように。またあしや兄、たなか兄、あかや兄の働きを祝福してください。新保牧師、つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、なかじま兄、たつみ兄、よこやま姉、みやもと姉、アルマ姉の母の健康が護られますように。子供たちの上に主が共にいてください。もり兄、ふじむら姉の歩みの上に、かおり姉の上に主の祝福が豊かにありますように。バプテスト連盟の諸教会の上に、常盤台教会の上に、母教会の東京西教会の上に、すべての教会とすべての人の上に祝福が豊かにありますように。

それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。

ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主





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