2019.9.29きんたメール第677号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「天国の鍵・・・」〜弱さを受け止めること〜
敬愛する皆様、いつも、ありがとうございます。朝晩は肌寒い感じになってまいりました。昼夜の寒暖差もありますのでご自愛くださいますように。それぞれにいろいろあるのが人生ですが、今もし無理解の中で孤独に感じたとしても、神さまはあなたのすべてをご存知です。あなたは愛されるために生まれた人です。あなたは世界にたった一人しかいない大切な存在です。あなたの上に主の祝福が豊かにありますように。健康が守られますように。
さて、天国とはどんなところでしょうか。それは神さまの愛があるところです。神さまの愛があるところはどこでも天国になるのです。そこがどんなに地獄のような場所であっても、そこに神さまの愛があれば天国になるのです。
そのためには、十字架の愛を見上げることが大事になります。なぜならば私たちがまず自分の弱さや痛みを受け止められるようになることが必要だからです。愛は弱さや痛みを受け止めるからです。愛されてはじめて愛を知るからです。
一番弟子と言われたペテロさんが天国の鍵を授かったのは、自分の弱さを受け止めることができるようになったからです。イエスさまが十字架にかかる前は、どんなことがあっても裏切りませんと言っていたのですが、いざとなったらすぐに逃げてしまったペテロさん。自分の弱さを嫌というほど浮き彫りにされて自分で自分を責めました。ところがイエスさまにそんな弱さを丸ごと受け止めてもらえたので自分で自分の弱さを受け止めることができるようになったのです。
それで復活されたイエスさまに、私を愛するかと聞かれたとき、ペテロさんは「愛しているに決まっています」とは言いませんでした。そうではなく、「私の弱さも全部知っているではありませんか。」と答えたのです。弱さを受け止めることが大事なのだと言わんがばかりに私の羊を養いなさいとペテロさんに天国の鍵を授けたのです。そのように自分の弱さを受け止めることがほかの人の弱さを受け止める天国の鍵になるのです。
弱さを受け止められない時は、ほかの人の中に弱さを見つけたら許せないということになり裁いたりしますが、その逆に弱さを受け止められたとき人は愛を感じるのです。でも弱い私たちがそうしようとすると葛藤がおきます。この葛藤を存分に味わえば、自分の中に愛が欠けていることがわかり、逆に神さまの愛が必要であることに気づいていくのです。そこから天国が拡がっていくのです。
「わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」マタイ16:19
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へお越しください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
【板橋教会】・・・本日は礼拝後、交わりの時をもちます。ぜひ、お越しください。
祈り:それぞれいろいろな背景を抱えている導かれた新来者の救いのために。おんだ姉、すずき兄、のざき姉、ひろき兄の上に主が共にいてくださり、いつも助けて導いてくださいますように。のだ姉の歩みの上にいつも主が共にいてくださり主の平安が共にありますように。またあかや兄の働きを祝福してください。新保牧師、つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、なかじま兄、たつみ兄、よこやま姉、みやもと姉、アルマ姉の母の健康が護られますように。子供たちの上に主が共にいてください。あしや兄、たなか兄の働きを祝してください。もり兄、ふじむら姉の歩みの上に、かおり姉の上に主の祝福が豊かにありますように。バプテスト連盟の諸教会の上に、常盤台教会の上に、母教会の東京西教会の上に祝福が豊かにありますように。
それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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