2016.9.11きんたメール第521号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「痛みのわかるリーダー・・・」
敬愛する皆様、いつも、ありがとうございます。残暑が長引きそうな感じの日が続いていますが、秋も近づいていることも感じる今日この頃です。昼夜の寒暖差もあります。ご自愛くださいますように。被災されたお一人一人の上に主の癒しと平安が豊かに注がれますように。復旧が速やかに行われますように。覚えてお祈りください。
さて、アメリカの心理学者マズローの欲求5段階論は有名なので、聞いたこと、学んだことがある人も多いのではないかと思います。その中の4つ目に「尊厳欲求」があります。「他者から認められたい、尊敬されたい」という欲求です。基本的に私たちの根本にある欲求です。この欲求が満たされないと人は孤独を感じるのではないでしょうか。
ですから、集団に属すれば、そこの価値基準みたいなものがあって、その集団の中心的な人の基準に沿わないと差別されたり、不遇されたりすることがあります。そうすると立場の弱い人は孤立してしまいます。優位にある人次第で、居場所があるかないかが左右されることになるのです。
そういった中心的な人の価値観で、その集団のあり方や、基準が形成されていきます。リーダーが痛みのわかる人であれば、無理解に裁くよりも、理解して生かすことができるので、居場所は拡がりますし、その集団も豊かに成長します。
そのような真のリーダーがイエスさまです。善いことをし続けたにも関わらず、人に馬鹿にされ、軽蔑され、見る影もないほどの痛み(十字架)を自ら負われた御方です。だからこそ、無理解の中にあって、気持ちが慌ただしくなっても、私たちは人の痛みを理解するために与えられた恵みとして忍耐を学ぶことができます。立場が弱く、無理解の中で馬鹿にされた時こそ、相手を理解し、赦すことを学ぶために十字架の主を仰ぎたいものです。
なぜならば、すべてをご存知の主が共にいてくださるからです。主はあなたを認め、あなたを尊重し、あなたを愛しています。いつも十字架の主に目を向けていきましょう。主の目にあなたは尊く、かけがえのない存在なのです。主の愛は誰も奪うことのできない最高の宝ものです。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひ教会へお越しください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かにありますように。主が共にいてくださいますように。
【板橋教会】・・・本日は礼拝前に聖書教育。礼拝の中で聖餐式、礼拝後に交わりの時があります。常盤台教会の上に主の祝福が豊かにありますように。わたなべ兄の上に癒しと平安が共にありますように。新保牧師、つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、なかじま兄、たつみ兄、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。子供たちの上に主が共にいてください。あしや兄、たなか兄の働きを祝してください。もり兄、ふじむら姉の歩みの上に、祝福が豊かにありますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。母教会である東京西教会の上に祝福が豊かにありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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