2015.3.29 きんたメール第445号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「受難週・・・」
敬愛する皆様、福岡からです。今週は受難週です。イエス様が十字架に向かわれた1日1日を覚えて過ごしましょう。
○日曜日、エルサレムに入場したイエス様を、群衆は、病を癒し、空腹を満たす奇跡にふれ、ローマからの解放を期待し、大騒ぎして迎えました。でも、まもなくすると、この大騒ぎして迎えた群衆がイエス様を見捨てて「十字架につけろ」と扇動されていくのです。無力を蔑む姿が浮き彫りになります。
○月曜日、イエス様は神殿の境内で売り買いしていた人々を追い出し、父の家(神殿)は「祈りの家」であることをユダヤ指導者たちを含めて指摘します。私たちの心の中はどうでしょうか。
○火曜日、イエス様を妬んでいるユダヤ指導者たちの悪意ある問い「皇帝に税金をおさめるべきか否か」に、紙幣の肖像を確認させ、「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」と見事に真理で応え神様の知恵は輝きます。
○水曜日、それでも神さまを信じようとしない罪深い私たちの罪をすべて背負ってくださるために、御自身の十字架刑は避けて通れないことを予告します。もちろん、この時の弟子たちには理解できませんでした。
○木曜日、緊迫した中で、最後の晩餐(心に染みます)、その後ゲツセマネでイエス様は血の滴る祈りをし、そして12弟子のひとりであるユダの先導(裏切り)によって番兵たちに捕えられました。
○金曜日、捕えられたイエス様のあとを追ってきたペテロでしたが、周りから「お前も一緒にいた仲間だ」と問われると怖くなって「イエスのことは知らない」と言ってしまい、鶏が鳴くと、イエス様に言われた言葉「あなたは鶏が鳴く前に3度私を知らないと言うだろう」が胸にささってペテロは自分のふがいなさに思わず泣き出してしまいます。イエス様は、たらい回しにされるような、どうしようもない裁判にかけられ、午前9時に十字架につけられ、「エリエリサバクタニ」(わが神わが神、どうして私をお見捨てになったのですか)と、私たちが叫ばなくてはならない叫びをされて、すべてを神さまにお委ねし、「成し遂げられた」と、午後3時に息を引取られました。そして夕方、埋葬されました。
○土曜日、イエス様は墓の中にいます。死はすべての終わりなのでしょうか。絶望が漂う中に支配されていました。ペテロは自己嫌悪の中に沈んで、弟子たちは失望と落胆の中にいました。墓の入り口には番兵が立ち、弟子たちがイエス様が生き返ったと言わないように墓を見張ります。
でも、イエス様は、3日目に復活すると、神様は死をも超えて働く力があることを予告されていましたが、この状況では誰もが信じられませんでした。まったく先が見えないような不安が覆います。
そして次週、いよいよ、復活のイエス様にお会いします。イースターを迎えます。暗闇に光が射すように、切り株から新しい芽がでるように、新しい命の光が輝きはじめるのです。私たちの心の土台にしっかり「十字架の愛」を据えて、ますます主に感謝する者へと求めてまいりましょう。次週はイースター礼拝です。教会にお越しください。ご一緒にイースターをお祝いしましょう。皆様の上に主の祝福が豊かに豊かに豊かにありますように。
【板橋教会】・・・本日は、2015年12回目の礼拝です。礼拝前に子ども会、聖書教育の時があります。午後は定例役員会、トラクト配布が行われます。新保牧師はリハビリ継続中です。またわたなべ兄は放射線治療を終了し一時退院されましたが再入院されました。引き続き、主の御手がふれてくださり完全に癒されますように覚えてお祈りください。またふじむら姉の歩みの上に、いつも主が共にいてくださいますように。祝福が豊かにありますように。なかじま兄の北海道での生活が祝されますように。故松田兄のご家族の上に主の祝福が豊かにありますように。つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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