2015.1.4 きんたメール第433号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。※今週の週報添付なし。
「2015年は“誠実”を求めて・・・」
ハッピーニューイヤー2015年 敬愛する皆様、明けましておめでとうございます。本日始発便にて福岡に戻りました。本年もよろしくお願いします。2015年最初のきんたメールとなります。本年も主が共にいてくださいますから、いつも主に心を向けて感謝して喜んで前進していくことができますように。皆様の上に主の祝福が豊かに豊かに豊かに注がれますように。
2015年も、いろいろと変化が続く時代ですから、そんな中でどうあるべきかを中国の老子・荘子の有名な“農夫の話”を共有して学んでいきたいと思います。
ある貧しい村に一人の農夫が住んでいました。彼は一頭の馬を飼っていて、ある日その馬が逃げ出しました。すると近所の人たちは“ひどいこと”だと大騒ぎしました。しかし農夫は「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」と答えました。数日後、その逃げた馬が2頭の野生馬と一緒に帰ってきました。近所の人たちは、みな大喜びして“なんて幸運なんだ”と言いました。しかし農夫は「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」と答えました。その翌日、農夫の息子が野生馬に乗ろうとして振り落とされてしまいました。息子は足の骨を折る怪我を負いました。近所の人たちは同情して“何という運の巡り合せだろうか”と言いました。しかし、農夫は「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」と言いました。その翌週、兵隊たちが村に来て、健康な若者たちを徴兵して連れて行ってしまいました。しかし農夫の息子は足の骨が折れていたために徴兵を免れました。近所の人たちは、何という幸運だと言うと、農夫は「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」と答えた。という話です。
私たちもある意味、この農夫のような覚めた見方をしておく必要があります。なぜならば、この世の出来事は、常に変化し続けていて、その時は最悪だと思っていたことも、取り巻く状況が変化すると、たちまち認識が変わってしまうような社会だからです。
では、そのように変化しやすい社会の中で、私たちの目指すべき姿勢はどうあるべきでしょうか? 聖書にも書かれていますが、ヤコブの息子たちの物語でも、下から2番目の弟ヨセフは兄の妬みによって、奴隷として売り渡されてしまいました。しかし、そのような目に遭ってもヨセフはいつも主に心を向けていたため、どのような状況の中にあっても“誠実”に生きたのです。そのため信頼される人となり、奴隷からエジプトの権限を一手に受ける人物に立場が変わってしまったのです。しかし高慢にならずに、いつも主に心を向けて、そして世界中に飢饉が起きたときも、備える知恵を与えられ、さらに多くの人を救い、家族を救う知恵を与えられたのです。ですから、いつも主に心を向けて、与えられたことに感謝して誠実に生きようと目指すことがとても大事になるのです。2015年、私たちが、どのような時も“誠実”に生きることができますように祈りつつスタートしたいと思います。主の支えによって、それぞれの中での主の御言葉が成就しますように祈ります。
【板橋教会】・・・本日は、2015年最初の礼拝です。クリスマス前は新保牧師の緊急入院とびっくりしましたが、神さまのご計画の中で、その痛みが万事益となるべく用いられますことを感謝します。板橋キリスト教会の上にリバイバルが起こりますように。新保牧師の上に、渡辺兄の上に主の癒しが豊かにありますように。故松田兄のご家族の上に主の祝福が豊かにありますように。つのえ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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