2013年1月13日「しるし以上のもの」

投稿日時 2013-01-13 06:29:44 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書 マタイによる福音書12:39

「よこしまで神に背いた時代の者達はしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。」


宣教題 「しるし以上のもの」  牧師 新保雅雄                

律法学者とファリサイ派の人々が、主イエスに向かって、こう言いました。「先生、しるしを見せてください。」つまり、律法学者やファリサイ派の人々は、自分がメシアであることを、納得させることが出来たならば、信じてあげようと持ち掛けているのです

 しかし、律法学者やファリサイ派の人々の言葉を、そのまま額面どおり受け取ることは出来ません。彼らは、たとえ、どんな「しるし」を主イエスが示したとしても、なんだかんだとケチを付けては、主イエスを信じようとはしないのです。

彼らは最初から主イエスを信じ、受け入れる気など、はなはだ無いのです。そんな 彼らの思いを知った主イエスは、彼らのしるしを見せてほしい。に対して言われました「預言者ヨナのしるしのほかには,しるしは与えられない」

ヨナは、神から預言するように指示されたにも拘わらず、これを拒み船で逃亡した。途中、船が嵐に遭い難破しそうになる。その原因がヨナにあるとして、海に放り出されてしまう。そして海の中で巨大な魚に呑み込まれ三日三晩、その魚の腹の中にいた。

その後ヨナは、神の命令によって大魚の腹から吐き出され、ニネベという町で神の言葉を語る。「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる」こんなことを語ったならば襲われるかもしれない。しかしヨナの説教を素直に聞き入れ、神の裁きを逃れたのです。

「ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる」これは、ヨナの身に起きたことを例に出して、これから起ころうとしている、ことを語っておられるのです。

 






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