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「たとえ、死の暗い谷間を通ることがあっても、 恐れません。 主がすぐそばにいて、 私の行く道をいつもお守りくださるからです。」(詩篇 23:4 JCB)
〜「心が真っ暗でも、そばにいるよ」〜
きんたくんには、ずっと仲良しの友だち・りょうくんがいた。毎日いっしょに遊んで、秘密の話もして、笑い合っていた。
ところがその日、クラスでのちょっとした行き違いから、りょうくんがみんなの前で言った。「もう、きんたなんて友だちじゃない!」
りょうくんの「もう友だちじゃない!」という言葉は、きんたくんの心を深く傷つけた。帰り道、胸の奥が真っ暗で、世界がひっくり返ったように感じた。「ぼく…どうしたらいいんだろう」
そのとき、お助けマンがそっと現れた。お助けマンは、きんたくんの涙を見て静かに言った。「きんたくん、今は心が暗い谷間にいるみたいだね。でもね、主はその谷間でも、きんたくんのそばにいるよ」
きんたくんは小さくうなずいた。「主がそばにいてくれるなら…ぼく、少しだけ歩ける気がする」胸の奥に、ほんの小さな光がともった。
次の日、学校へ向かう道で、きんたくんはふと立ち止まった。「りょうくんも…もしかしたら、つらかったのかな」
お助けマンがやさしく答えた。「そうかもしれないね。怒っている人の心の中にも、暗い谷間があることがあるんだよ」
きんたくんは驚いた。「りょうくんにも…暗い谷間?」
「うん。もしかしたら、誤解して悲しくなったのかもしれないし、誰かに言われたことがつらかったのかもしれない。心が痛いと、人は強い言葉を言ってしまうことがあるんだ」
きんたくんの胸の光が、少し大きくなった。
休み時間、きんたくんは勇気を出して、りょうくんのそばに歩み寄った。「りょうくん…昨日のこと、ぼく、すごく悲しかった。でも、りょうくんも何かつらかったのかなって思ったんだ」
りょうくんは驚いた顔をした。そして、ぽつりとつぶやいた「…ごめん。ぼくも、みんなの前で恥ずかしくて、どうしていいかわからなくなって…つい、あんなこと言っちゃったんだ」
きんたくんの胸の光が、あたたかく広がった。そっか…。ぼくもつらかったけど、りょうくんもつらかったんだね」ふたりの間に、静かにやわらかい空気が流れた。
放課後、きんたくんはお助けマンに話した。「りょうくんの気持ちを聞けてよかった。ぼく、ひとりじゃないってわかったから、りょうくんにも優しくなれたのかな」
お助けマンは微笑んだ。「そうだね。主がきんたくんのそばにいてくれたから、きんたくんの心に光がともった。その光が、りょうくんの心にも届いたんだよ」
きんたくんは空を見上げた。「暗い谷間を通っても、主がそばにいてくれるから、もうこわくないね」
夕焼けの空は、ふたりの心を照らすように輝いていた。
「たとえ、死の暗い谷間を通ることがあっても、 恐れません。 主がすぐそばにいて、 私の行く道をいつもお守りくださるからです。」(詩篇 23:4 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/wR83YiIv3dY?si=rIApit57IovFOugN
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