本日の聖書 ルカによる福音書2:10〜11
「天使は言った。『恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」
宣教題 「大きな喜び」 北村 紀一
メリークリスマス! クリスマスおめでとうございます。クリスマスはイエス様がお生まれになったことをお祝いする日です。イエス様は本当の平和の王として、罪(神さま以外のもの)に支配された私たちを救うために、そして、本当に一人ひとりを大事にされる、すべての人が生かしあう愛で包まれた神の国の民(主と共にある者)とするために、私たちのところに来てくださいました。
しかし、巷ではクリスマスムード一色ではありますが、主役抜きの会がほとんどです。もし、あなたの誕生会なのに、あなたのことを忘れられて、集まった人でパーティーをしていたとしたら、本来主役であるあなたは、どんな気持ちになるでしょうか。
はじめてのクリスマスの時も、救い主であるイエス様の誕生をお祝いする人はいませんでした。それどころか、当時の支配者は殺そうとしました。みんなの心にはイエス様の泊まれる場所すらなかったため、締め出された場所である馬小屋に産まれて、飼い葉おけに寝かされていたのです。
救い主は、私たちが知らず知らずのうちに追い出して、気にも留めないような、そんな場所に来て下さったのです。
ところが、そのすごい知らせは、自分のことは誰も気にも留めてくれないけど、自分たちがいなかったら羊たちは生きていけないと思って、野宿をしながら夜通し羊の群れの番をしていた羊飼いたちに知らされたのです。暗かった場所に主の栄光が周りを照らしたので羊飼いたちはビックリしましたが、この知らせを喜びました。
救い主は、一人ひとりのすべてをご存じで、どの人のことも忘れることなく、大切にされる御方です。この御方を羊飼いたちが受け入れたように、あなたの心に迎え入れてください。クリスマスはあなたの心にイエス様が来てくださった奇跡、神さまの愛がいつも中心にある「大きな喜びの世界」のはじまりなのです。
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