できなかった日と、心のおしろ・・・

投稿日時 2026-01-21 05:40:17 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 「主は絶対安全なとりで、 正しい人はその中に逃げ込みます。」(‭‭‭箴言 知恵の泉‬ ‭18‬‬:‭10‬ ‭JCB‬‬)


「できなかった日と、心のおしろ」


その日、きんたくんのクラスでは鉄棒の逆上がりの練習をしていました。みんなが順番に挑戦していく中、きんたくんはドキドキしながら鉄棒を握りました。


「よし…いくぞ」


勢いをつけて足を振り上げます。でも、体はくるっと回らず、ずるっと落ちてしまいました。


後ろで見ていたたくみくんが、思わず言いました。「えー、まだできないの?きんたくん、がんばれよ〜」


その言葉は軽い冗談のつもりだったけれど、きんたくんの胸には、ずしんと重く響きました。


休み時間になっても、きんたくんは鉄棒の方を見られませんでした。「ぼく、なんでできないんだろう…」心がしゅんとなっていきます。


帰り道、きんたくんはランドセルの肩ひもをぎゅっと握りしめました。


そのとき、ふわっと風が光り、お助けマンが現れました。「きんたくん、今日は心がしょんぼりしてるね。どうしたのかな」


「逆上がり…できなかったんだ。みんなの前で失敗して、からかわれて…ぼく、どこにもにげる場所がないよ」


お助けマンは、きんたくんの横にそっとしゃがみました。「きんたくん、知ってる?神さまは“絶対に安全なとりで”なんだよ。怖いとき、悲しいとき、心がぎゅっとなるとき、そこに“にげこむ”ことができるんだ。」


「でも…神さまのところって、どこにあるの?」


お助けマンは、きんたくんの胸にそっと手を当てました。「ここだよ。神さまは、きんたくんの心の中に“いつでも開いてるおしろ”を作ってくれてる。『助けてください』って小さくつぶやくだけで、そのおしろの中に入れるんだ。」


きんたくんの胸の奥が、じんわり温かくなりました。


次の日。きんたくんは鉄棒の前に立ち、深呼吸しました。「できなくてもいい。でも、ぼくはひとりじゃない。神さまのおしろがあるんだ。」


その気持ちが、きんたくんの背中をそっと押しました。


練習を見ていたたくみくんが言いました。「昨日はごめん。いっしょに練習しようよ」


きんたくんは笑顔でうなずきました。心の中でそっとつぶやきます。「神さま、ありがとう。ぼく、ちゃんとにげこめたよ。」


遠くから、お助けマンが静かにエールを送ってくれました。


「主は絶対安全なとりで、 正しい人はその中に逃げ込みます。」(‭‭‭箴言 知恵の泉‬ ‭18‬‬:‭10‬ ‭JCB‬‬)


まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。


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