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「なぜなら、もし自分の口で、『イエス・キリストは私の主です』と告白し、自分の心で、『神はイエス・キリストを死者の中から復活させてくださった』と信じるなら、あなたは救われるのです。」(ローマ人への手紙 10:9 JCB)
「しんじること」と「ことばにすること」
ある日のこと。きんたくんは、森のはずれの小さな丘にすわって、ひとりで空を見上げていました。「なんだか、こころがモヤモヤするなぁ…」胸のあたりをぎゅっと押さえながら、きんたくんはつぶやきました。
すると、ふわりと風が光り、どこからともなく お助けマン があらわれました。「きんたくん、どうしたのかな。そんな顔して」
きんたくんは、ぽつりぽつりと話しはじめました。「ぼくね…神さまのこと、信じたいって思うんだけど…ほんとうに信じていいのかなって、ちょっとこわくなるんだ」
お助けマンは、にっこり笑って、きんたくんのとなりにすわりました。「きんたくん、神さまのことを信じたいって思う気持ち…それだけで、もう神さまはとってもよろこんでいるよ」
「ほんとうに?」
「うん。神さまはね、むずかしいことをしなさい、なんて言わないんだ。ただね―『心で信じて、口で言ってごらん』って、やさしく言っているんだよ」
きんたくんは、目をぱちぱちさせました。「心で信じて…口で言う…?」
「そう。『イエスさまは ぼくの主(しゅ)です』って、素直に言ってみること。そして、『神さまがイエスさまを生き返らせた』って信じること。
それだけで、神さまはきんたくんを ぎゅっと抱きしめるように"だいじょうぶだよ”って言ってくれるんだ」
きんたくんは、胸に手をあてて、そっと目を閉じました。「イエスさまは…ぼくの主です。神さまがイエスさまを生き返らせたこと…ぼく、信じます」
言い終わったとたん、きんたくんの胸のモヤモヤが、ふわっと軽くなりました。「なんだか…あったかいよ、お助けマン!」
お助けマンは、うれしそうにうなずきました。「それがね、神さまの“救い”っていうプレゼントなんだよ。きんたくんの心が、神さまの光でいっぱいになったんだ」
きんたくんは立ち上がり、空に向かって大きく手を広げました。「神さま、ありがとう!」その声は、森の木々をやさしくゆらし、空の雲までにこにこしているみたいでした。
「なぜなら、もし自分の口で、『イエス・キリストは私の主です』と告白し、自分の心で、『神はイエス・キリストを死者の中から復活させてくださった』と信じるなら、あなたは救われるのです。」(ローマ人への手紙 10:9 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/fhpafCNoZNA?si=ALbg7rbDsfxLvZCB
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