「しんじること」と「ことばにすること」・・・

投稿日時 2025-12-27 06:30:34 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 「なぜなら、もし自分の口で、『イエス・キリストは私の主です』と告白し、自分の心で、『神はイエス・キリストを死者の中から復活させてくださった』と信じるなら、あなたは救われるのです。」(‭‭‭ローマ人への手紙‬ ‭10‬‬:‭9‬ ‭JCB‬‬)


「しんじること」と「ことばにすること」


ある日のこと。きんたくんは、森のはずれの小さな丘にすわって、ひとりで空を見上げていました。「なんだか、こころがモヤモヤするなぁ…」胸のあたりをぎゅっと押さえながら、きんたくんはつぶやきました。


すると、ふわりと風が光り、どこからともなく お助けマン があらわれました。「きんたくん、どうしたのかな。そんな顔して」


きんたくんは、ぽつりぽつりと話しはじめました。「ぼくね…神さまのこと、信じたいって思うんだけど…ほんとうに信じていいのかなって、ちょっとこわくなるんだ」


お助けマンは、にっこり笑って、きんたくんのとなりにすわりました。「きんたくん、神さまのことを信じたいって思う気持ち…それだけで、もう神さまはとってもよろこんでいるよ」


「ほんとうに?」


「うん。神さまはね、むずかしいことをしなさい、なんて言わないんだ。ただね―『心で信じて、口で言ってごらん』って、やさしく言っているんだよ」


きんたくんは、目をぱちぱちさせました。「心で信じて…口で言う…?」


「そう。『イエスさまは ぼくの主(しゅ)です』って、素直に言ってみること。そして、『神さまがイエスさまを生き返らせた』って信じること。


それだけで、神さまはきんたくんを ぎゅっと抱きしめるように"だいじょうぶだよ”って言ってくれるんだ」


きんたくんは、胸に手をあてて、そっと目を閉じました。「イエスさまは…ぼくの主です。神さまがイエスさまを生き返らせたこと…ぼく、信じます」


言い終わったとたん、きんたくんの胸のモヤモヤが、ふわっと軽くなりました。「なんだか…あったかいよ、お助けマン!」


お助けマンは、うれしそうにうなずきました。「それがね、神さまの“救い”っていうプレゼントなんだよ。きんたくんの心が、神さまの光でいっぱいになったんだ」


きんたくんは立ち上がり、空に向かって大きく手を広げました。「神さま、ありがとう!」その声は、森の木々をやさしくゆらし、空の雲までにこにこしているみたいでした。


「なぜなら、もし自分の口で、『イエス・キリストは私の主です』と告白し、自分の心で、『神はイエス・キリストを死者の中から復活させてくださった』と信じるなら、あなたは救われるのです。」(‭‭‭ローマ人への手紙‬ ‭10‬‬:‭9‬ ‭JCB‬‬)


まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。


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