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「しかし、主は真実な方ですから、あなたがたに力を与え、悪魔のどんな攻撃からも守ってくださいます。」(テサロニケ人への手紙�� 3:3 JCB)
「いけない日があっても、だいじょうぶ」
その朝、きんたくんは布団の中で丸くなっていました。胸がぎゅっとして、足が重くて、どうしても学校に行く気になれません。「行かなきゃ…でも、行けない…」そんな気持ちがぐるぐる回って、涙がぽろり。
そのとき、ふわっと光がゆれて、お助けマンが現れました。「きんたくん、今日はどうしたの」
きんたくんは、布団から顔だけ出して言いました。「行かなきゃいけないのに、行けないんだ…
みんなは行ってるのに、ぼくだけできない。こんなぼく、ダメなんじゃないかって思っちゃうよ」
お助けマンは、そっときんたくんの隣に座りました。「きんたくん、行けない日があるってね、悪いことじゃないんだよ。心がつかれているときは、体が『ちょっと休もう』って教えてくれるんだ」
きんたくんは目をぱちぱちさせました。「でも…休んだら、もっとダメになっちゃうよ」
お助けマンは、やさしく首をふりました。「そう思ってしまうかもしれないね。でも、実際にはそんなことないんだよ。昔の教会の人たちもね、不安でいっぱいで、前に進めない日があったんだ。でもパウロさんはこう言ったんだよ。
『主は真実な方。あなたを強め、守ってくださる』つまりね、"いま動けなくても、あなたは見捨てられていないよ。あなたの心はちゃんと守られているよ”ってことなんだ」
きんたくんは、胸の中にあたたかい光がともるのを感じました。「行けないぼくでも…守られてるの？」
「もちろん。行ける日も、行けない日も、きんたくんは大切な存在だよ。そしてね、休んでいる間にも、きんたくんの心は少しずつ強くなっていくんだ」
きんたくんは、布団の中で小さくうなずきました。「じゃあ…今日は休んでもいいのかな」
「いいんだよ。そして、また行けそうだなって思える日が来たら、そのときに一歩ふみだせばいい。きんたくんのペースでね」
お助けマンは、きんたくんの頭をそっとなでました。「きんたくん、あなたはひとりじゃない。守られているから、だいじょうぶ」
光がふわっと広がり、お助けマンは消えていきました。きんたくんは、胸のあたたかさを感じながら、ゆっくりと深呼吸しました。
「しかし、主は真実な方ですから、あなたがたに力を与え、悪魔のどんな攻撃からも守ってくださいます。」(テサロニケ人への手紙�� 3:3 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/k-5fxF5RuE4?si=9UZgsRSTGPd0r22e
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