「主は心の砕かれた人のそばにおられ、 謙虚に罪を悔いる人を助け出されます。」(詩篇 34:18 JCB)
「そばにいてくださると言うこと」
ある日、きんたくんは先生からダビデのお話をききました。「ダビデは、とてもこわい思いをしたけれど、神さまが近くにいてくださったんだよ。」
きんたくんは心の中で考えました。「砕かれた心って、どんな感じなんだろう…。こわくて、さみしくて、涙が出ちゃう心かな…?」
そのとき、ふわっと光があらわれて、お助けマンがやってきました。「きんたくん、砕かれた心ってね、痛くて、ひとりぼっちだと思う心のことなんだ。でもね、神さまはそんな心にいちばん近くにいてくださるんだよ。」
きんたくんは目をまるくしました。「ほんとうに? そんなとき、神さまはどうしてくださるの?」
お助けマンはやさしく答えました。「神さまは、泣いている心をぎゅっと抱きしめて、『だいじょうぶ、わたしがいるよ』って言ってくださるんだ。」
きんたくんは胸があたたかくなりました。「そうか…砕かれた心に寄り添ってくださる神さまの愛って、すごくやさしいんだね。」
お助けマンはにっこり笑いました。「そのやさしさを、きんたくんもお友だちに分けてあげられるよ。だれかがさみしいとき、ただそばにいて、話をきいてあげるだけでいいんだ。」
次の日、お友だちが、サッカーの試合で負けてしょんぼりしていました。お助けマンの言葉を思い出して、となりにすわりました。「ショックだよね。それだけがんばった証拠だよ。そう言えばあの時のプレーよかったね。」
お友だちは少しずつ受け止めて笑顔をとりもどしました。そのとき、きんたくんは心の中で感じました。「神さまの愛って、こうやって広がっていくんだね。」
「主は心の砕かれた人のそばにおられ、 謙虚に罪を悔いる人を助け出されます。」(詩篇 34:18 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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