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「主のために、長いあいだ困難な戦いを続けてきた私は、主への真実を守り通しました。しかし今、ついに、休む時が来たのです。」(テモテへの手紙�� 4:7 JCB)
『きんたくんと こころのゴール』
ある日のこと。森に「こころのゴールをめざすレース」のおしらせがとどきました。「ゴールって、どこにあるの？」と、きんたくん。
「それはね、目には見えないけど、心で見えるんだよ」と、お助けマンがにっこり。
うさぎのように足の速いピョン太くんは、ぴょんぴょんとびはねながら言いました。「ぼく、足がはやいから、ぜったい一番さ！」
きんたくんは、そっと手を合わせてつぶやきました。「神さま、ぼくの心がまっすぐゴールに向かいますように…」
「よーい、どん！」ピョン太くんは、風のようにかけだしました。きんたくんは、ゆっくり、でもしっかりと一歩ずつ歩きます。
お助けマンは、そばでそっと言いました。
「パウロさんはこう言ったよ。『走るべき道のりを走り終え、信仰を守り抜きました』ってね」
ピョン太くんは、きれいなお花を見つけて立ち止まりました。「わあ、すてき！ちょっとだけ、寄り道しよう」そのあとも、木の実をひろったり、お昼寝したり…。「ゴールって、どこだったっけ？」と、ピョン太くんは首をかしげます。
きんたくんは、ずっと神さまに心を向けて歩いていました。「神さま、ぼくはあなたを信じて進みます」すると、遠くにふんわりと光が見えてきました。「これが…こころのゴール…？」
きんたくんが光の中に入ると、あたたかい声が聞こえました。「よくがんばったね。あなたの心は、ずっとわたしを見ていたね」きんたくんは、うれしそうにうなずきました。「神さま、ありがとう」
あとから来たピョン太くんは、きんたくんの笑顔を見て言いました。「ぼく、速かったけど…心はあちこち向いてたな」
お助けマンはやさしく言いました。「大切なのは、どこに心を向けていたかだよ。神さまに向かっていたら、ちゃんとゴールにたどりつけるんだ」
森の空に、やさしい光が広がっていました。ピョン太くんときんたくんは、そっと手を合わせて言いました。
「これからも、神さまに心を向けて歩いていけますように。」
お助けマンは、にっこり笑って答えました。
「それが、ほんとうのレースなんだよ」
「主のために、長いあいだ困難な戦いを続けてきた私は、主への真実を守り通しました。しかし今、ついに、休む時が来たのです。」(テモテへの手紙�� 4:7 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/anJakHbRuR0?si=nhwV31jSq5QYmqda
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