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                        「恐れるとき、私はあなたに信頼します。 あなたの約束だけが頼りなのです。 神に信頼している私に、 ただの人間が手出しなどできるわけがありません。」(詩篇 56:3 JCB) 
 『きんたくんと こわいひの ひみつ』 
 きんたくんは やさしくて、よく まわりのことを かんがえます。でもね、こわいことがあると、すぐに こころが しゅん…と しぼんでしまうのです。 
 ある日、がっこうで はっぴょうを することになりました。「みんなのまえで はなすなんて…むりだよ…」きんたくんは ひとりで すみっこに すわって、こころが しずんでいきました。 
 そのときです。ふわりと あたたかい かぜがふいて、「どうしたの?」と やさしいこえが きこえました。 
 そこに いたのは――お助けマン。ふしぎな ふしぎな、きんたくんの こころに そっと あらわれる おともだち。 
 きんたくんは、こわかったこと、ふあんだったことを、ぽつりぽつりと はなしました。お助けマンは、うんうんと うなずいて、さいごまで きいてくれました。 
 そして、こんな おはなしを してくれました。「むかしむかし、ダビデという おとこのこがいたんだよ。ダビデは、てきに つかまって、いのちが あぶないとき――それでも、かみさまに たよったんだ。「こわいとき、ぼくは あなたに しんらいします』って。」 
 きんたくんは、びっくりしました。「こわいときに…しんらいするの?」 
 「そう。こわいからこそ、かみさまに たよるんだよ。」 
 そのよる、きんたくんは おふとんのなかで そっと おいのりしました。「かみさま、ぼくは こわいです。でも…あなたに たよります。」 
 つぎの日。きんたくんは、すこしだけ ゆうきを だして、はっぴょうに のぞみました。うまく いかなくても、こころのなかで ささやきました。「こわい日に、ぼくは あなたに しんらいします。」 
 そのとき――きんたくんの こころに、ふわりと あたたかい ひかりが さしたのです。 
 「恐れるとき、私はあなたに信頼します。 あなたの約束だけが頼りなのです。 神に信頼している私に、 ただの人間が手出しなどできるわけがありません。」(詩篇 56:3 JCB) 
 まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。 
 よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/3qyi09bQ_Fs?si=G5kqSONPz1dD0XtG  
                      
  
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