「キリストは人間となり、この地上で私たちと共に生活なさいました。彼は恵みと真実のお方でした。私たちは、この方の栄光を目のあたりにしました。それは天の父である神の、ひとり子としての栄光でした。」(ヨハネの福音書 1:14 JCB)
びっくりするような恵みとまこと・・・
きんたくんは、教会の小さなベンチにちょこんと座っていました。ヨハネの福音書 1:14――「ことばは人となって、わたしたちの間に住まわれた」その御言葉が、心の奥でぽかぽかと灯っていました。
「神さまが人間になったって……どうして?」きんたくんは、ぽつりとつぶやきました。そのとき、ふわりと風が吹いて、教会の扉が静かに開きました。
「こんにちは、きんたくん」お助けマンが、にっこりと現れました。「その“どうして”を、いっしょに考えてみようか」
きんたくんはうなずきました。お助けマンは、やさしく語りはじめました。「神さまはね、遠くから見ているだけじゃなくて、きんたくんの涙も、笑顔も、いっしょに感じたかったんだよ。だから、赤ちゃんとして、馬小屋に来てくれた。誰にも気づかれないような場所で、静かに、でも確かに。」
「それって……すごくさみしい場所じゃない?」「うん。でもね、神さまは“さみしい”を知ってる人に、“いっしょにいるよ”って言いたかったんだ。」
きんたくんの目に、涙がにじみました。「それで……十字架にもかかってくれたんだよね」
「そう。罪の重さを全部背負って、赦してくれた。それは、きんたくんが“もう一度やり直せる”っていう恵みなんだよ。」
きんたくんは、胸に手をあてました。「ぼく、そんな恵み、もらっていいのかな……」お助けマンは、そっときんたくんの肩に手を置きました。
「イエスさまは、“信じる人すべてに”って言ってるよ。きんたくんにも、もちろん。恵みとまことは、きんたくんのためにあるんだ。」
その夜、きんたくんは星空を見上げながら、祈りました。「神さま、ありがとう。ぼくも、あなたのまことを信じます。びっくりするくらいの恵みを、ありがとう。」
星がひとつ、きらりと光りました。それは、神さまのまことのしるしのようでした。
「キリストは人間となり、この地上で私たちと共に生活なさいました。彼は恵みと真実のお方でした。私たちは、この方の栄光を目のあたりにしました。それは天の父である神の、ひとり子としての栄光でした。」(ヨハネの福音書 1:14 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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