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「愛は寛容であり、親切です。愛は決してねたみません。また、決して自慢せず、高慢になりません。」(コリント人への手紙�� 13:4 JCB)
きんたくんと安心の愛・・・
きんたくんは、いつもまわりをよく見ている子。みんなが「すごいね！」って言われる子は、金色のシールをもらったみたいに笑顔になる。でも、うまくできない子にはねずみ色のシールがぺたぺた貼られて、しょんぼりしているのを見て、きんたくんの胸はちくんと痛む。
「ぼくも、がんばらなきゃ…」「失敗したら、愛されないかも…」そんな思いが、きんたくんの心をぎゅっとしめつけていた。
ある日、きんたくんは、森のベンチでぽつんと座っていた。そこへ、お助けマンがふわりと現れた。「きんたくん、どうしたの？」「…うん、なんだか、つかれちゃった。愛されるために、がんばらなきゃって思うと、こわくなるんだ。」
お助けマンは、そっと隣に座って、きんたくんの話を静かに聴いてくれた。そして、やさしい声でこう言った。「きんたくん、『たいせつなきみ』っていう絵本、知ってる？」※マックス・ルケード著 「ううん…」「読んでみようか。」
お助けマンは、ページをめくりながら語りはじめた。パンチネロという小人が、ねずみ色のシールだらけになってしまったこと。でも、シールがつかない女の子ルシアに出会って、丘の上の彫刻家エリに会いに行くこと。そして、エリがパンチネロに言った言葉。「わたしがつくった、たいせつなきみだよ。」
その言葉を聞いたとき、きんたくんの目に涙が浮かんだ。「…神さまの愛って、シールの色で決まらないんだね。」「そう。神さまの愛は、安心の愛。できるからじゃなくて、存在そのものが愛されてるんだよ。」
きんたくんは、胸の中がぽかぽかしてきた。「ぼく、もう少し自分を信じてみたい。神さまの目に、ぼくは“たいせつなきみ”なんだね。」
お助けマンはにっこり笑って、きんたくんの肩にそっと手を置いた。「そのままのきんたくんが、だいすきだよ。」
そして、きんたくんは、森の中を歩きながら、心の中でこうつぶやいた。「愛は、寛容であり、親切です…」「神さまの愛は、ぼくを安心させてくれる。」
「愛は寛容であり、親切です。愛は決してねたみません。また、決して自慢せず、高慢になりません。」(コリント人への手紙�� 13:4 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/bI5pRX5P1OQ?feature=shared
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