「そういうわけで、完全な安息が今なお、神を信じる人たちに備えられているのです。」(へブル人への手紙 4:9 JCB)
安息のひかり・・・
きんたくんは、毎日がバタバタで、こころの中もぐるぐるしていました。学校のこと、おうちのこと、お友だちとのこと……いろんなことが重なって、こころの中に「余裕くん」がいなくなってしまったのです。
「ちょっと休みたいな……でも、休めない……」そんなとき、ふっと風が吹いて、やさしい声が聞こえました。「きんたくん、ぼくは“お助けマン”。ちょっとだけ、ここに座ってみない?」
お助けマンは、きんたくんの隣にちょこんと座って、何も言わずに、ただ聴いてくれました。きんたくんのこころの中のモヤモヤ、ドキドキ、しょんぼり……全部、静かに受け止めてくれました。
「ねえ、きんたくん。神さまは、きんたくんのこころが安まる場所を用意してくれているんだよ。そこは、安心のひかりがいつも灯っている場所。イエスさまが、その場所にきんたくんを連れていってくれるんだ。」
きんたくんは目を閉じて、そっと祈りました。
「神さま、ぼくのこころに、あなたのひかりを灯してください。」すると、きんたくんのこころの中に、小さな光がぽっと灯りました。それは、イエスさまがともしてくれた「安息のひかり」でした。
その日から、きんたくんは、忙しいときこそ「一旦止まる練習」を始めました。深呼吸して、神さまに心を向ける時間をつくるようになったのです。
「ぼくのこころには、神さまの居場所がある。そこに戻れば、安心できる。」
お助けマンは、にっこり笑って言いました。
「きんたくん、安息は“神さまのそば”にあるんだよ。いつでも、戻ってきていいんだ。」
「そういうわけで、完全な安息が今なお、神を信じる人たちに備えられているのです。」(へブル人への手紙 4:9 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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