「良い生き方をする人は、柔和な行いを身につけた、知恵のある賢い人です。」(ヤコブの手紙 3:13 JCB)
「やわらかいこころ」のひみつ・・・
ある日、きんたくんは教会で「ヤコブの手紙 3:13」の御言葉を聴きました。「あなたがたのうちで知恵があり、理解のある人はだれですか。その人は、知恵にふさわしい柔和な行いによって、自分の生き方を示しなさい。」
「良い生き方って、どんな生き方なんだろう?」「柔和な姿勢って、どういうこと?」きんたくんは、帰り道でずっと考えていました。
そのとき、ふわっと風が吹いて、どこからともなく「お助けマン」が現れました。にこにこしながら、きんたくんの隣に座ります。
「どうしたの? 心がもやもやしてるね。」「うん……ぼく、すぐ自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃう。神さまのこと、忘れちゃうこともあるんだ。」
お助けマンは、きんたくんの言葉をじっと聴いて、やさしくうなずきました。「それに気づいたことが、もう知恵のはじまりだよ。知恵ってね、たくさんのことを知ってることじゃなくて、まず神さまに心を向けることなんだ。」
「えっ、そうなの?」
「うん。神さまに『今のぼくを見てください』って心を開くこと。それが、ほんとうの知恵の第一歩。そして、柔和な姿勢っていうのはね……」
お助けマンは、そっと手を広げました。「どんな人にも、どんな自分にも、イエスさまみたいに寄り添って聴いてあげること。『どうしたの?』『それは大変だったね。つらかったね。よかったら一緒に考えよう』って言える心のかたちなんだよ。」
きんたくんは、ぽかんとしながらも、胸の奥があたたかくなるのを感じました。「そっか……ぼくも、そんなふうに生きてみたいな。」
その日から、きんたくんは毎朝、神さまに「おはよう」と心で話しかけるようになりました。
困ったときは、「イエスさまならどうするかな?」と考えてみるようになりました。
そして、友だちが泣いているとき、きんたくんはそっと隣に座って言いました。「どうしたの? それは大変だったね。つらかったね。」と気持ちに寄り添いながら「よかったら一緒に考えよう」お助けマンも一緒にいてくれます。
その姿は、まるで柔和な知恵を身につけた小さな光のようでした。
「良い生き方をする人は、柔和な行いを身につけた、知恵のある賢い人です。」(ヤコブの手紙 3:13 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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