「そうなりたくなかったら、主のことばと戒めをしっかり心に刻みつけなさい。それをしるしとして手に結び、額に張りつけて絶えず覚えなさい。」(申命記 11:18 JCB)
きんたくんと しがみつきの いしころ・・・
きんたくんは、神さまのことがだいすき。「神さまをいちばんにしたい!」と、心にぎゅっと思っていました。
でもある日、おもちゃが思いどおりに動かなくて、イライラ。おともだちが自分の話ばかりして、モヤモヤ。「なんでうまくいかないの!」と、心がカチカチになってしまいました。
その夜、きんたくんはおふとんの中でしくしく泣きました。「ぼく、また自分がいちばんになっちゃった…」心はまるで、冷たい石ころみたい。
そこに、ぽかぽかとあたたかい光がさしてきました。「きんたくん、どうしたの?」お助けマンが、そっととなりにすわってくれました。
きんたくんは、心の中の石ころを見せました。
「これ、自分の都合のいいことにしがみつきたくなる石…」お助けマンは、うなずきながら聴いてくれました。「うんうん、それは重たいね。でも、神さまはその石ころも知ってるよ」
きんたくんは、神さまにお祈りしました。「神さま、ぼく、この石ころをにぎってばかりだった。でも、もうしがみつかなくてもいいって、少し思えてきたよ」
すると、石ころはすこしずつ、すこしずつ、光にとけていきました。心がふわっと軽くなって、風が通るようになりました。
「ぼくの思いも大事だけど、神さまの思いのほうが、もっとすてきかも」きんたくんは、そう願うようになりました。
そして、申命記11:18のことばを、心にそっと書きとめました。「神さまのことばを、心とたましいに刻もう」
きんたくんの心は、もう石ころじゃない。やわらかくて、あたたかくて、神さまの光がすみずみまで届いていました。
「そうなりたくなかったら、主のことばと戒めをしっかり心に刻みつけなさい。それをしるしとして手に結び、額に張りつけて絶えず覚えなさい。」(申命記 11:18 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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