「まず神さま」の練習・・・

投稿日時 2025-08-31 06:02:29 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 「しかし主は、マルタに言われました。「マルタ。あなたは、あまりにも多くのことに気を遣いすぎているようです。 でも、どうしても必要なことはただ一つだけです。マリヤはそれを見つけたのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」」ルカの福音書‬ ‭10‬:‭41‬-‭42‬ ‭JCB‬‬


「まず神さま」の練習・・・


きんたくんは、今日も元気いっぱい。でも、心の中にはちょっとしたもやもやがありました。


「マルタさんって、すごいなぁ。みんなのために一生懸命働いてる。ぼくも、そういうふうになりたいって思う。でも……マリアさんみたいに、まず神さまに心を向けることも、大事なんだよね。」


そんなことを考えていたら、ふわりと風が吹いて、どこからともなくお助けマンが現れました。「こんにちは、きんたくん。今日の心は、どんな色かな?」


きんたくんは、ちょっと恥ずかしそうに言いました。「ぼく、マルタさんみたいにがんばってる人を見ると、つい比べちゃうんだ。『ぼくもやらなきゃ』って。でも、マリアさんみたいに、まず神さまに心を向けるって、どうやったらできるのかな……」


お助けマンは、にっこり笑って、そっと隣に座りました。「きんたくん、それはね、“心の耳”をひらく練習なんだよ。忙しいときほど、心の中で『神さま、今ここにいてください』ってつぶやいてみる。それだけで、神さまのあたたかさが、ふわっと広がるんだ。」


きんたくんは、目をまるくしました。「そんなふうにできるの?」


「うん。たとえばね、誰かと比べてしまったとき、『ぼくはぼく、神さまはぼくの心を見てくださってる』って思い出す。マルタさんも、きっとその時、神さまのまなざしに気づけたら、マリアさんを責めるよりも、ぎゅっと抱きしめたくなったかもしれないね。」


きんたくんは、そっと手を合わせました。「ぼくも、そんなふうになりたい。まず神さまに心を向ける練習、してみる。」


お助けマンは、きんたくんの手の上に手を重ねて言いました。「その願いこそ、神さまが喜ばれる“最も良い求め”なんだよ。ルカ10章でイエスさまが言ったようにね。」


その日から、きんたくんは「まず神さま」の練習を始めました。おもてなしをするときも、遊ぶときも、誰かと話すときも、心の中でそっと神さまに話しかけるようになりました。


そして、比べる気持ちが出てきたときは、お助けマンの言葉を思い出します。「神さまは、ぼくの心を見てくださってる。」


きんたくんの心には、少しずつ、マリアさんのような静けさと、マルタさんのような愛の働きが、ひとつになっていきました。


「しかし主は、マルタに言われました。「マルタ。あなたは、あまりにも多くのことに気を遣いすぎているようです。 でも、どうしても必要なことはただ一つだけです。マリヤはそれを見つけたのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」」ルカの福音書‬ ‭10‬:‭41‬-‭42‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/luk.10.41-42.JCB


まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。






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