とこしえのいわ・・・

投稿日時 2025-08-26 06:06:19 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 「どんなときでも、神である主に信頼しなさい。 あなたの永遠の力は主のうちにあるからです。」(‭‭‭イザヤ書‬ ‭26‬‬:‭4‬ ‭JCB‬‬)


「とこしえのいわ」


ある日、きんたくんの心は、もやもやとした雲でいっぱいでした。学校でのこと、友だちとのこと、家のこと…どうしたらいいのかわからなくて、胸がぎゅっと苦しくなっていました。


「神さまに信頼したいのに、できないよ…」きんたくんは、そっとつぶやきました。


そのとき、ふわりと風が吹いて、やさしい声が聞こえました。「きんたくん、だいじょうぶ。ぼくはここにいるよ。」


それは、お助けマンでした。きんたくんのそばにすわって、何も言わずに、ただ聴いてくれました。きんたくんの心の中の不安や涙を、ひとつひとつ、やさしく受け止めてくれました。


「神さまはね、きんたくんがどんな気持ちでも、そばにいてくださるんだよ。きんたくんが『信じたい』って思うその気持ちも、神さまは大切にしてくださるの。」


お助けマンは、小さな石を手に取りました。「これは『とこしえの岩』。イザヤさんが言ったんだよ。神さまは、ずっと変わらない、しっかりした岩なんだって。」


きんたくんは、その石を手に持ってみました。冷たくて、でもしっかりしていて、なんだか安心するような気がしました。


その日から、きんたくんは「心を神さまに向ける練習」をはじめました。朝、目がさめたら「おはよう、神さま」と言ってみる。心がざわざわしたら「神さま、いまここにいてください」とつぶやいてみる。夜、眠る前に「今日もありがとう」と祈ってみる。


うまくできない日もありました。心配でいっぱいになって、神さまのことを忘れてしまう日も。でも、お助けマンはいつもそばにいて、「それでも、神さまはきんたくんと一緒だよ」と言ってくれました。


そしてある日、きんたくんはふと気づきました。「ぼく、前よりも『神さまに心を向ける』ことができてるかも。」


それは、きんたくんが「信頼できたから」ではなく、「信頼したい」と願い続けたからでした。神さまは、その願いを受け止めて、きんたくんの心に少しずつ光を灯してくださったのです。


「どんなときでも、神である主に信頼しなさい。 あなたの永遠の力は主のうちにあるからです。」(‭‭‭イザヤ書‬ ‭26‬‬:‭4‬ ‭JCB‬‬)


まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。






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