「あなたのおことばは、 つまずかないように道を照らしてくれる明かりです。」(詩篇 119:105 JCB)
「光のともしび」
ある日、きんたくんはとても暗い森の中を歩いていました。空には星もなく、足元も見えず、心の中まで真っ暗になってしまったようでした。
「ぼく、どこに向かってるんだろう…」と、きんたくんは立ち止まりました。こわくて、不安で、涙がぽろり。
そのとき、ふわっとあたたかい光が現れました。「だいじょうぶだよ」と声がして、そこにはお助けマンが立っていました。お助けマンは、きんたくんの隣に静かに座り、何も言わずにただ聴いてくれました。きんたくんの心の中の言葉にならない思いも、全部、まるごと受けとめてくれました。
そして、お助けマンはそっと聖書を開きました。そこにはこう書いてありました。「あなたのことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」
その言葉は、きんたくんの心にぽっと灯りをともしました。「神さまのことばって、ぼくの歩く道を照らしてくれるんだ…」暗闇の中にも、神さまの愛があることに気づいたきんたくんは、うれしくなって、少しずつ歩き出しました。
それからというもの、きんたくんは毎日、神さまに心を向ける練習をしました。こわいときも、迷ったときも、「神さま、いまどこにいますか?」と問いかけるようになりました。
そしてある日、きんたくんは気づきました。「ぼくと同じように、暗闇の中で泣いている人がいるかもしれない…」だから、「ぼくも、お助けマンみたいに、寄り添って聴いて、神さまの光を伝えたい。」
きんたくんの背中には、小さなともしびが灯っていました。それは、神さまの愛の光。そしてその光は、誰かの暗闇を照らす希望になっていくのでした。
「あなたのおことばは、 つまずかないように道を照らしてくれる明かりです。」(詩篇 119:105 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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