2012年8月12日 「愚痴より祈り」

投稿日時 2012-08-12 06:51:31 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書 マタイによる福音書9:37,38

「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」

宣教題  「愚痴より祈り」   牧師 新保雅雄

「収穫」とは、終わりの日、裁きの時のことです。つまり主イエスによって人が救われる時のことを言います。そして「収穫は多いが、働き手が少ない」ということは、福音を必要としている人、救われるべき人は多いが、こうした人々が救われるために働く人が少ないということです

教会の働き、奉仕において、人手不足を実感することがあります。そんな時に、忙しさに疲れて来ると「何故、自分だけ、こんなことをしなければならないのか」と人の批判や愚痴を言いたくなる心が、あらわれてくるときがあります。

主イエスは、言われます。「だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」願うとは、神に祈ることです。

つまり、人の批判をしたり愚痴を言うより、まず神に祈ることの方が先決だというのです。愚痴より祈りです。

神は必要とあれば、御子イエスさえ、惜しまず十字架の死に渡してまでも、私たちを救おうとされる方です。神は、私たちに必要なものは、必要な時に、惜しまず与えてくださるのです。

主イエスを信じ、必要なことは、ひたすら神に祈ることです。もともとこの働き事態が神のためのものなのです。そして神が、私たちを用いて救いの働きをさせておられるのです。

神の働きのために働くこと、この幸福感を、心と体で手に入れてください。愚痴よりまず祈ることです。


 






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