2023年3月5日「神の木につながる」

投稿日時 2023-03-09 16:33:10 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 本日の聖書  ヨハネによる福音書155


「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。


人がわたしにつながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。


 わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」


宣教題  「神の木につながる」   牧師 新保雅雄


枝が木につながっているから、その枝は葉を茂らせ芽を出し、生きている証しとしての実をつける。さらにその実は、さらなる命を宿して、次の命につなげていく。枝には大きな力と使命がある


しかし枝が木から離れてしまい。木につながっていない枝になってしまうと、芽を出し葉をつけるという、大きな力や使命は、何もできず枯れてしまい、朽ちていずれ土に帰ってしまう。


芽を出す事も、花や実りを付けることも出来ない。その枝は結局、それ自身だけでは生きていけない。木には命への力がある。


枝と同様に、本来私たちも神につながっていて、大きな能力と使命が与えられている。それを発揮できるのは、命の源である神と信仰で結ばれることで、初めて可能になる。


木につながっていない、自分の力だけに頼るとき、必ず死という最後を迎え終わっていく。神につながっていない人間も、結局肉の思いによって堕落し滅びに向かう、枯れた枝になる。「宗教や神に頼るのは弱い者のすること」よく聞く言葉です。確かにそのとおりだと思う。神を信じる(つながる)ことは、枝としての自らの弱さと限界を、勇気をもって謙虚に認めることです。


強がりを言って弱さを隠すことは、決して強さではない。その弱さを正直に認めることが、本当の強さなのです。


人は自分だけで生きているのではない。沢山の人々に支えられて生きている。神につながることで、あなたは決して一人ではない、そのことを知ることができる。青々と茂った豊かな人生になる。






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