2023年2月19日「死は通過点になる」

投稿日時 2023-02-19 06:21:20 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書 ヨハネによる福音書113-4



姉妹たちはイエスのもとに人をやって、「主よ、あなたの愛しておられる者が病気なのです」と言わせた。「この病気は死で終わるものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるのである。」


宣教題  「死は通過点になる」    牧師 新保雅雄


「わたしには、まくらするところもない。」と言われた主イエスにとって、このベタニアの家族は、心から休まる家だった。この安らぎの親友ラザロが病気で死に直面している。


弟ラザロの病は、次第に悪化していき、ついに死に直面する。しかしマルタとマリア姉妹は、あきらめるのではなく、主イエスの所に人を遣いに出し「主よ、あなたの愛していられる者が病気なのです」と、慌てる様子はなく冷静に、まるでゆだねるようだ。


しかし親友ラザロは、死んでしまった。連絡を受けた主イエスがそこへ着いたのは、死後四日たってた。


このラザロの死に対して、主イエスは言われた。「この病気は死で終わるものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるのである。」 


「この病気は死で終わるものではない。」とはどういう意味でしょうか?‥‥「死ぬほどの病気ではない。大丈夫」という意味でしょうか? しかしラザロは死んでしまうのです。


私たちは、人間死んでしまえば、すべてが終わりであるかのように思う。しかし主イエスによって変わるのです。 主イエスは「この病気は死で終わるものではない」と死に対して言われる。主イエス・キリストによって、そのように変えられていくのです。


必ず人は死を迎える。しかし死は人間の人生の最終目的地ではなく。今日の主イエスの言葉によれば、私たちが主イエスに、自身の命をゆだねた時、それは「死で終わるものではなくなる」。その先にある神の国へとつながっていく。死は通過点になる。ハレルヤ







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