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                        本日の聖書  サムエル記下1章1〜25節 
 すると、ダビデは、その男に対して激しい怒りを燃やし、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死刑だ。 
 ナタンはダビデに言った。「あなたがその男です。イスラエルの神、主はこう仰せられる。『わたしはあなたに油をそそいで、イスラエルの王とし、サウルの手からあなたを救い出した。それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、わたしの目の前に悪を行なったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。(ダビデは断食し悔い改めるが子は死ぬ) 
 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところにはいり、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたので、預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。 
 宣教題「罪と赦し、ソロモン王の誕生」 牧師 新保雅雄 
 イスラエルの王ダビデは、部下ウリヤの妻バテ・シェバに心とられ、彼を戦争の最前線に送り出し殺した。そして彼の妻バテシエバを自分のものとした。神は王であっても罪を赦さない。神は預言者ナタンをダビデの下に遣わし、金持ちの男の罪深い狡猾な行為を語る。 
 ダビデ王は怒り語る「そんなことをした男は死罪だ」。ナタンはいう「その男はあなただ」。ダビデは言う「私は主に罪を犯した」。ナタンはダビデに言った「生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ」王は断食し悔い改めるが、バテシェバとの間に生まれた子は死んでいく 
 その後ダビデの長子アムノンは次男に殺され、次男アブサロムは反乱を企て戦死。ダビデ家には、争いが絶えず。子は憎しみ合い死んでいく。その時に詠んだ詩が本日交読した(詩編51編)です。 
 しかし神はこのままにされない。バテシェバとの間に子をもうけさせた。その子がダビデ王の後を継ぐ、あの二代目の王ソロモンになっていく。神はその子を愛され「エディドヤ」と名づけさせた。 
 「エディドヤ」とは、「主に愛された者」。と言う意味である。 
 皆さんは、ダビデ王の罪、ソロモン王の誕生、どう感じたでしょうか? 罪と悔い改め赦し、死と復活。次週から受難週・復活祭です。  
                      
  
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