2020年8月16日「御手の中にある命」

投稿日時 2020-08-16 07:46:38 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 本日の聖書 マタイによる福音書9章20節


「十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れた。「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」と思ったからである」

宣教題「御手の中にある命」   牧師 新保雅雄

指導者が、主イエスにの前にひれ伏し、「私の娘がたった今死にました。でも、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば生き返るでしょう。」と願い出ました。主イエスは、この父親の思いに動かされ、父親に付いて行きました。

そこへ行く途中、12年間、出血が続いている女性が近寄って来ました。当時、出血が続くことは、宗教的に汚れたことと見なされていました。そのため、この女性は、病気自体の苦しみに加え、宗教的、社会的に疎外される二重の苦しみを受けていたのです。

そのため、この女性は、正面から主イエスに願い出ることを避け、後ろからそっと、主イエスの服の房に触れました。「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」と思ったからです。

その事を知った主イエスは、この女性に言われました。

「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」

この女性の切実な思いを、主イエスは、これこそ信仰だ、この信仰によって、あなたは救われたと言われたのです。

この瞬間、この女性を長年苦しめた病が癒されました。そして、再び社会に、戻ることが出来たのです。

その後、主イエスは、指導者の家に着かれました。そして「少女は死んだのではない。眠っているのだ。」と言われました。すると少女は、まるで眠りから覚めたように、起き上がったのです。こうして、主イエスの御手を通して、少女に再び命が与えられました。





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