2019年12月1日「目を覚ましていなさい」

投稿日時 2019-12-01 07:18:32 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 本日の聖書 マルコによる福音書13章35節

「だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。」

宣教題「目を覚ましていなさい」 牧師 新保雅雄

本日より、待降節:アドベントに入ります。ご存知の通り、アドベントとは、既に来られた主イエスによってもたらされた十字架の愛を覚え、再び来られる主イエスを待ち望む時のことです。

既に来られた主イエスを覚える、ということは、クリスマスの出来事に思いを向けるということなんです。御子イエス・キリストは、神の独り子であるにも拘わらず、私たちに救いをもたらすために、この世に天から降って来られました。

しかし、私たちは、何のお迎えする準備も整っていなかった。「寝ていた」からなのです。「飼い葉おけの中に神の御子がお生まれになる」ということは、神の御子をお迎えしていない、この世を現しています。「だから、目を覚ましていなさい」と言われるのです。

クリスマスの出来事は、主イエスの十字架と切り離すことは出来ません。クリスマスと十字架は1セットの関係なのです。

お誕生日だから、只、おめでとう! だけじゃないのです。これから始まる十字架の死と表裏一体にあることを覚えて下さい。

では、なぜクリスマスがあるのでしょうか? それは、この世が、あまりに神から離れていたために、神は御子イエス・キリストに、世の全ての罪を背負わせて、世を罪から救おうとされたのです。

だから、  私たちを救おうとされる十字架で示される神の愛、これが、私たちへの本当のクリスマス・プレゼントなのです。

クリスマスは、ドンチャン騒ぎをする事じゃないのです。本当のクリスマスとは、主イエスの十字架を仰ぎ、自分の罪を再認識する日、「肉から目覚める日」なのです。主は言われる「目を覚ましていなさい。」






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